貝の独り言

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10数分で死亡、これでも再稼働か?

2015年02月20日 23時57分00秒 | しんぶん赤旗を読んで

 福島第1原発の排気筒が腐食して一部鋼材が耐用年数の基準より10%断面が減少していることが解ったそうです。
 倒壊した場合放射性物質が飛散する可能性が指摘されているそうです。この排気筒の根元には最大で1時間当たり2万5、000ミリシーベルトの放射線源が見つかっているといいます。
 この値は人が浴びると10数分で死亡するとされる値だそうです。老朽化に関する技術評価の資料によると排気筒の推定耐用年数は20年とされています。
 支柱破断の影響を見る耐震評価で、東北地方太平洋沖地震と同程度の最大加速度600ガルの地震動に対して健全性は保たれるとしていますが、新規制基準に準拠した評価の結果、最大加速度が900ガル地震動を示しているそうです。
 福島以外の原発も、排気筒の耐用年数20年を経過している原発が多くあります。いかに維持、補修管理をしても老朽化を食い止める事は出来ないと思います。仮に撤去し新設をしようとしても、人が浴びると10数分で死亡するような危険をどう処理するのかが重大問題になります。
 いま安倍政権は、規制庁の新基準に合格した者から再稼働させると言っていますが、このことだけを取ってみても再稼働などあり得ないのではないでしょうか。
 休止中の原発はこのまま廃炉にするのが一番安全なのです。
 再稼働反対! 廃炉に! 再生可能エネルギーに今すぐ転換を!

 


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