破戒僧 黒蓮 人情釣り道楽

日々の出来事や 仏教説話 釣りの記事を書きなぐっております
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ショックで疲れすぎて寝込んだのだ( ´艸`)

2024年04月15日 17時54分15秒 | 日記

昨日の真夜中に意気揚々と出発したのはいいが・・やはり危惧して通りの結果になった( ;∀;)
出発時、車もメチャ少ない道路を滑るようにスイスイと牛深へ向かった
途中、所々で海面を見る 月の明かりで海面がきれいに見えるのだぁ
海岸線を二時間ちょっと走り続ける どこを見ても漣一つない素晴らしい凪だった。
あまりにも鏡のようにきれいな凪だったので、こりゃ明日は早くから時化るんではないかなと
半ば確信を持ったような我なりの予報になった・・・

明け方に現地へ着いて釣具屋に頼んで作らせておいたコマセを受け取りに行く。
そして急いで久玉の堤防へと向かった ところが誰か知らないが一人、先客がいたのだ
その先客と言うのが先日に私が色々と教えてやったうちの近所の40歳くらいの男性だったのだがぁ
この男性、マナーを全く無視して堤防の端から端まで何本も竿を出して活きアジを刺して泳がせ釣りをしていた
アオリイカ狙いなのだがぁ まったく釣れていない様子だった。
まぁそしてあれだけの竿を出していたのだから道具も多いことったら驚きました
大きめの道具入れバッカン&リュック合わせて3個に水汲みバケツを5個くらい堤防のあちこちに
ぶら下げてアジを生かしていたようです。 まぁ私のほかに誰も釣り人は来なかったから良かったけど
ありゃ揉め事の原因になりますなぁ いくら人よりも早く来たからと言って堤防を占領して独り占めで
竿だしするのはマナー違反というよりルール違反ですな。
私は反対側の裏側を釣るので関係なかったのですが一言注意をしました。
あんた、釣りをするなら揉め事の原因を作らない方がいいよと 貴方のしてることは釣りのルール違反だよってね
そしたら 「あぁ、そこの竿どかしましょうか?」と言ったので「俺は反対側を釣るから今すぐにはどかさなくてもいいが
誰か来たらどどこか一か所に決めて竿出ししたほうがいいよ 嫌われちゃうよ」と言ったら「ハイ わかりました」
素直にそう答えたので ニッコリと笑ってかえした。
陽が少し登り始めた頃友人たちの船が出入りを始めた帰港してくる船の方が多かったなぁ帰港が四隻で出港が2隻だった
漁の結果はと言えば大型の「マアジ」が殆どでだいたい、一隻で100匹前後だったみたいなぁ
後はアオリイカが大漁だったみたいだなぁ。漁協に魚を卸した後に我が家分だけ持ち帰っているわけだが・・
一人は我が家の10軒ほど隣だからだから帰ってから時々貰いに行ってる^^

さて肝心の私の釣果はと言えば、これまた貧相なもので・・どういうわけかアタリもないのに餌だけが無くなりましてねえ
まぁ犯人は恐らく「ふぐ」ではなかろうかと思いましたら 何度も針をチモトから嚙み切られてましたのでやっぱりか~と
すぐに納得しました 何度も針を嚙み切られてしまってお気に入りの釣り針が少なくなったので頭に来て
セイゴ針に交換してもやはり噛み切られてしまうので諦めて大きめの針で釣りづけました。
釣っていた時に思ったのですが もうちょっと前に満潮の時間は来てるのだが水位がいつも満潮の時よりも随分と少ない
「中潮」なのにここまで水位が低いとはこりゃ如何に? 変だな今日の潮は? ブツブツ言いながら釣っていたら
フグが居なくなった  おっ!しめしめ こりゃいいぞぉ なんて思っていたら反対に悪くなっただけだった
今度はフグどころか な~~~~んにもあたらないようになってしまった(;´д`)トホホ
時々小さなカサゴがぶら下がってきて木っ端クロが引っ掛かってくるだけ( ;∀;)
悩んでいたら ひょっこりと豹紋ハタが釣れてきた こいつはまぁまぁの型だった
その後、ぼつぼつと小さなあたりが出始めたのだがすぐにそのあたりもなくなってしまった
二匹刺身用のメジナを追加したところでパタリとアタリも止まってしまった^^;

到着したときは、北の風が極弱く吹いていた程度なのに 気が付いてみれば東風に変わっていた
まだ、風は弱くて気にならなかったが東風に変わったということは駆け足で悪天になるなぁ
そう予感しながらぼんやりと釣っていた。
「暑い」一言声が出た 後ろで釣っていた彼も「暑いですねぇ まだ4月なのに・・」とイライラしてるようだった
私たちの病気は暑さに厳重注意が必要である 医者からもくれぐれも言われているのだ(--;)
服を真夏用のスケスケの網目Tシャツに着替えてズボンも極薄のスケスケズボンみたいなものに換えて
再び釣りを始めた 暫くして先ほど出港していった船が一隻帰ってきた 「何かあったと?」と尋ねたら
もう時化始めるみたいだけん帰ってきた あまり釣れもしないけんなぁ そう言った
先ほどから風が南東に変わったからそろそろ吹き出すかなと思っていたら沖は早々と吹き出したみたいだった
私も、もう一瞬で決断した 「かぁえろぉっと・・」( ´艸`)
アオリイカの泳がせ釣りをするつもりで用意も万端にしてきたのだが南風が吹くとなればポイントから
逆風になるのでまったく釣りにならないのである もう一瞬で判断ができたのだぁ
明日の日中釣りの餌の分まであるのだが 持って帰って冷凍に入れておくのだ
明日は早くから・・ううん 下手すると今夜から雨が降り出すのだぁ^^;

案の定、道具を片付けていたところヒューヒューと南風が強く吹きだした これがほかの風向きと違って
南風の恐ろしいところなんだなぁ(だから春一番は必ず南風なのだ)
後ろで釣っていた彼が 「どうしたのですか? もうやめるとですか?」と訊くから うん、この風じゃ
イカ釣りはできんからねぇ 多分夜中に降り出すような気がしてねぇ 明日は完ぺきに雨やしなぁ・・
そう言って黙々と片付けていた「私は、まだ夕方まで釣ってから帰ります」と言った
だから教えてやった あのね泳がせ釣りもね逆風が強いと大きめの浮子とか活きアジが風や風による潮流のせいで
仕掛けが手前の方に押し寄せられるからアタリが殆どなくなるよとねぇ・・
この彼氏、昨夜から来ていて何も釣っていない ルアーとエギング 泳がせ釣りとやっていたわけだが
正午まで何も釣ってないのだ まぁそういうことはよくあることなのだが さすがに根性あるなぁと思った
まだ帰らないで夕方まで釣ると言っているんだぁ いつ降り出すかわからないような空の色なのになぁ(--;)
彼曰く「雨には慣れてますから」だってぇ わたしゃゴメンだねぇ!^^;

帰港してきた船から漁協には寄ってこなかった 魚が少ししかなかったけんと言って
持って帰ってきた魚から何匹か分けてくれた イサキや大アジ メジナ等・・
まぁ今日は刺身でカァチャンと宴会だな^^ そんなことを考えながら道具を車に積み込んだ。
電話してカァチャンに今から帰ると伝えたら 「えらい早いねぇ また時化たとかぁ?」
と言われたので うんうん 今にも雨が降りそうな空色になってしまって風が吹き出したとばいと言った
「アンタがちゃんと予報ば立てて行かんけんたい 前はこんなに、いつもかしこもシケの時に
行くことはなかったろうが どがんしたとかぁ!」と一喝された( ´艸`)
まぁあまりにもシケが多かったので私自身焦りが多かったのは確かである
やはり以後気を付けようっと どうせろくな結果にはならないのだ( ;∀;)

ボーゼンとした頭で帰路を運転していた ひょこっと気が付いたら フロントガラスに
小さな水が ひとつふたつと だがそれはすぐに消えてなくなった
暫くして さっきよりも少し大きめの雨粒がぽつりぽつりと・・
風はかなり強く吹きだした 駄目だこりゃ急いで帰らなきゃ 道が混みだすなぁ雨が降ればぁ・・
夕方には家に帰り着いたのであった 帰った時にテレビでみたら南東の風で7m吹いていると書いてあったので
実際には10~11mは吹いてただろなぁ 海上だからねぇ
帰ってきて正解だったなぁ^^; 次回からは天気予報よりもやっぱり予想天気図を見て判断して釣行するのだ

天気予報に惑わされないようにするのであ~る 心に決めたご隠居爺さんなのであった👍

「イラ」 前歯に二本の鋭おい尖った歯がある 漁師はこれ噛まれると痛くて
イラッとするところから「イラ」とn呼ぶようになったらしい
御存知のように雑食性でいたるところに生息しているみたいだ 石鯛釣りのエサ取りでも
有名な奴である甲殻類からオキアミ ダンゴ 小魚まで餌はOKなのだが
あまり美味しくないらしいので嫌われ者だ 家では三枚おろしにして皮を剝ぎ
刺身に切るだけの状態で薄塩かえてしばらく置いて洗い流しキッチンペーパーで
奇麗に水気をきって一日以上寝かせて刺身にして食べます
これが旨いのだなぁ^^ 身も硬くなって匂いもなくコリコリとして美味しいよん