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入居者転落、賠償を命令・・・ 認知症グループホームに

2017年02月16日 | ニュース(介護)
入居者転落、賠償を命令 認知症グループホームに
2017年2月16日 (木)配信共同通信社

 東京都葛飾区の認知症対応型グループホームに入居していた90代の男性が2階の居室窓から転落したのは、施設を運営するNPO法人シティウイング(同区)が安全管理を怠ったためだとして、長女が損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は15日、1075万円の支払いを命じた。
 矢尾和子(やお・かずこ)裁判長は「窓のストッパーは、手で取り外せる状態で、安全性を欠いていた」と指摘。施設側は、窓の固定は入居者の尊厳を害し、防災上の問題もあると主張したが、「入り口は開いており、行動は制限されていない」と退けた。
 判決によると、男性は2012年8月、2階の1人部屋に入居し、13年7月29日深夜に転落。腰の骨を折るなどして寝たきりになり、16年に死亡した。長女は死亡についての慰謝料も求めていたが、判決は転落と死亡の因果関係はないとして認めなかった。
 シティウイングの代表者は「判決には不服があるので、控訴して争う」と話している。

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