山本柑橘園の柑橘新品種
みかんに似ていますが温州ミカンではありません。外皮の赤みが濃くて 剥きやすく種もありません。やや小ぶりなのが欠点でしょうか。
下田八幡宮の社叢は広くて巨木に覆われています。しかも珍しい樹木や草が多くて行く度にいろんな発見があって興味深いところです。ただ私の植物への知識が足りないものですからわからない木がたくさんあります。
下田八幡宮でもうひとつ面白いことがあります。多くの神社では鳥居をくぐり参道を進んで行くとそのまま社殿の正面に向かうところが多いように思いますが、ここの下田八幡宮では参道の石段を登ってゆくと社殿の後ろ側に出て社の傍を通り抜けて180度向きを変えて正面に向かうようになっています。社殿は南向きに建てなければいけないのでしょうか?その辺の知識がないものですから私にはわかりませんが神官の知人に今度聞いてみましょう。
神社の森シリーズ
4.下田八幡宮
トトロの森ですね。風に乗って飛んでみたいものです。私のようなおじさんにはトトロは見えません。
巨大な古木が倒れていました。
立派な社殿です。でも正月というのに人影がありません。
鳥居の向こうにはワシントニアの並木の国道が走っています。雰囲気が合いませんが時代の流れで仕方ないのかもしれませんね。
樹木の名前はまた後日明らかにしたいと思います。
四国内で、ここ20年くらいの間に、樹齢何百年というご神木が次々と枯れている、
とのことでした。(九州でも同様のことがあるそうです)
ご神木が立ち枯れると、倒れてくる危険があるため
木材業者が伐採して、買っていくというのです。
日本には立派な大木が、もう神木くらいしか残っていないらしく
重要文化財の修復などのため、大木は高値で売買されるとか。
ある神社の関係者が、枯れたご神木に不思議な穴があることを発見してから
事件へと発展したそうです。
その穴は、ちょうど木の導管(水を通す穴)付近に達するように開けられており
そこに除草剤が注入されていたそうです。
その部分が薬剤に冒されているだけなので、木材全体としての価値は
下がらないそうです。つまり犯人は、木材に詳しい可能性が高いとのこと。
そうして、密かに枯らしておいて、後で、伐採、購入するという
手口らしいのですが、証拠がないから、犯人逮捕には至っていない、
ということでした。
現在、捜査がどうなっているのか分かりませんが
こんなに卑劣で罰当たりなことってあるでしょうか?
ご神木にまで、防犯カメラを付けなければならない時代になったかと
思うと、本当に悲しく情けないです。
やりきれない事件です。
そんな立派な木を毒殺するなんて十分重罪に値すると思います。相手は無抵抗で何もしゃべらない木ですからそんなことをしても罪の意識はないのでしょうね。今の世の中は何よりもお金が一番大事という考え方の人が多すぎるようです。原発はお金になるから好きという人がいるように。どんなに長生きの木にも寿命はありますが人間の手で毒殺されるのはやはりむごい気がします。
この度木の名前を覚えようと思い立ったのは私があまりにも山や森の木のことを知らないことに気づき何とかしなければということがきっかけですが、ブログの種にすれば多くの方にも木への関心を持っていただけるかもしれないと思っています。草や木に対しても思いやりを持てる人が増えてほしいですね。