家具の学校

『家具の学校』から始まったモノづくり
現在は、ダニエル元町本店にてワークショップ体験をご案内

7月16日の授業

2011年07月16日 | Weblog
初級は、透視図の初歩を学びました。


生徒さんの質問を受ける酒井講師

午後は、ほぞの練習天野講師の実演

早速チャレンジの生徒さん


中級の引き出し取っ手の部分とスツール組み立て来週で完成


ブログ14 (7期生)昨年の生徒さん

2011年07月16日 | Weblog
2010年7月10日 今、流行りの3Dの世界なのに・・・
 学生時代には叶う可能性がまったくなかった皆勤賞を家具の学校では秘かに狙えるかしらんと思っていたが、残念、今日は休まざるをえなくなった。
授業に出ていても分からないことだらけなのに、お休みしたらどうなるんだろう。
 休みの連絡を入れた事務局の方からは有りがたい言葉をいただき感謝。さらに、お仲間の小松さんから、
「手伝ってあげるから、また来週ね」というメールを頂戴し、感謝ひとしお。
 というわけで授業内容をお伝えできないので、今回は家族総動員製図大作戦を。むか~し、展開図というのは算数で少し習ったような気がする。
その後、製図といえるものは家庭科の型紙くらいしか接したことがない。
 内藤先生の分かりやすい説明を聞いている時は、ふむふむなるほどと分かった気になっていたが、説明時とは違う図形が課題として目の前に現れるや
、さっきの「ふむふむ」が、「ひーひー」になる。案の定、お隣の人とは異なる図柄が私の手から出現。理解できていない証拠が目の前にある。
 次は、側面図、正面図、平面図の3枚から図形を書くという、先ほどの逆の課題。これに至っては、全く見当がつかない。考え方が分からない。
折よく、内藤先生が「分からない人は・・・?」。すかさず、自分でもびっくりするほどの勢いで高々と右手を上げて「はーい、全く分かりません」。
 分からないということを、これほど瞬時に、しかも恥ずかしげもなく表明したのは、もしかすると人生初かもしれない。
今はそんなこと言ってられない。分かりたいのだ、何としても。
 まさに手取り足取り状態で教えていただき、「分かったつもり」のつもり。課題が三つあると、私がやっと一本の線を引いたところで、何と、隣席の金子さんは三つ既に終了している。
他の方々も図形を描いている。みんなはどういう頭の構造をしているんだろうと思いつつ、家に帰ってゆっくり考えるしかない、と自分を納得させた。
 その日、帰宅するや「分かんないの、分かんないの、製図が」と、我が家の男たちに課題を見せて、「考え方の糸口を教えて」と懇願。
「今日は楽しかったのか?」と、二男は毎回尋ねてくれるが、「製図か、親父に聞けば」と軽く突き放される。夫をつかまえて同じ話をしても、息子よりは長く聞いてはくれるが、
「その図形を作って考えてみたらどうだ」
 翌朝一番、セキチューに方眼紙を買いに飛んでいき、厚紙購入。側面、正面、平面から見た図に切り分けても、頭の整理はできない。
休日でのんびりしたい男たちがまたも、私の「紙買ってきて、切ってるんだけど、分かんない」に捕まってしまう。渋々、夫が図で説明を始める。
う~ん、分かっている人は分からない人のウィークポイントが分からないから、分かる人用の説明なんだよな、と心の中で思いながらも、
ここで突き放されると終わりだ、と食い下がる。すると、息子が、「ん?・・・」と5秒置いて、「それは違うんじゃない?見えてるのは、
この辺が見えているんじゃないか?」「そうかぁ?」
 ここから、私の問題ではなくなり、二人の議論になり息子の説に軍配が上がりお二人は納得。肝心の私は話に入っていないわけで、
「教えて、教えて」。又かよって感じで説明をしてもらい、この課題は終了。次の課題に進むと、分かんない状態がよみがえる。
すると、「何か箱ないか?現物を作って考えるといいんだよ」と夫。空き箱を探してきたが、それを課題通りの形に切ることができずに、
これも夫に作ってもらう。家庭内では不得手なことをカバーしあって成り立つが、教室ではそういうわけにはいかない。
何度も、何度も、課題の形になった空き箱をいじり回して休日は過ぎていった。