この本を読んで、感じたのが、このコロナウイルス騒動も天祐となるのでは、ということである。
江戸末期のグローバリストである長州と薩摩、一部の公家がイギリス商人と組んで政変を起こしたのが明治維新。
その後の歴史では、カッコいい志士として描かれているが、テロリストである。長州が会津で何をしたのか。日本人とは思えない、織田信長も恐れるような殺戮を実施した。
大東亜戦争を拡大させた人たちも同様である。
そして今も、グローバリストは外国商人と組んでビジネスをしている。
世界の中の日本であるから、貿易はなくならない。日本の先達が頑張ってきた。そして今我々も頑張っているが、なぜ豊かになれないのか。
それは、利益が海外へ流出するからである。
上場株式は海外商人に買われ、利益は流出する。株主への配当はしょうがないだろうが、利益の海外流出に制限をかけない限りは貧しくなり続ける。
そして、数十年に一度、海外から資金が集まり日本バブルが起こる。バブルとは資産バブルであり、株式や金融商品、不動産のバブルである。
まもなく起こるであろうバブルで集まった資金を国外へ出さずに国内で還流させる仕組みをどう築くのか、そこがいま問われている。