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“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

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●科学技術ニュース●富士通、世界初、脆弱性や新たな脅威への事前対策を支援するマルチAIエージェントセキュリティ技術を開発

2024-12-17 09:32:45 |    人工知能(AI)
 富士通は、このほど、AIサービス「Fujitsu Kozuchi」のコア技術として、攻撃や防御などのセキュリティに特化したスキルやナレッジを持つ複数のAIエージェントを連携させることで、企業や公共団体のITシステムにおいて、脆弱性を悪用する攻撃や生成AIへの攻撃といった新たな脅威へのプロアクティブなセキュリティ対策を支援するマルチAIエージェントセキュリティ技術を開発した。

 同技術は、組織や拠点をまたぐ複数のAIエージェントを透過的に連携できるマルチAIエージェント連携技術、プロアクティブなセキュリティ対策に必要なAIエージェントを実現するセキュリティAIエージェント技術、生成AIのセキュリティ耐性について自動で網羅性高く確認を行い、攻撃を自動的に防御・緩和する生成AIセキュリティ強化技術の3つの技術で構成されている。

 同社は、まず、生成AIセキュリティ強化技術に関して、Cohere Inc.とのパートナーシップを通じて、2024年12月より技術実証を開始する。

 さらに、マルチAIエージェント連携技術の一部をオープンソースのAIエージェント基盤である「OpenHands」から2025年1月に公開し、その後、2025年3月より、セキュリティAIエージェント技術、生成AIセキュリティ強化技術を含むマルチAIエージェントセキュリティ技術のトライアル提供を開始する。

 マルチAIエージェントセキュリティ技術により、セキュリティの専門家ではないITシステム管理者や運用担当者が、プロアクティブなセキュリティ対策を実現するアプリケーションを構築できるようになり、今後、急速な普及が見込まれる生成AIの企業ITシステムでの活用においても、生成AIの効果を享受しながら、安心・安全にITシステム運用を行うことが可能になる。

 今後も、同社は同技術により、世界の繁栄と安定が両立する、信頼性のあるデジタル社会を共に創るという、同社のマテリアリティの1つである「デジタル社会の発展」に貢献する価値をユーザーや社会に提供する。<富士通>
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