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●科学技術ニュース●富士通とヘッドウォータース、JAL客室乗務員のレポート作成業務効率化に向け生成AIソリューションの実証実験を実施

2025-04-11 10:08:52 |    人工知能(AI)
 富士通とAIソリューション事業を手掛けるヘッドウォータースは、日本航空(JAL)の客室乗務員が行う引き継ぎレポート作成業務において、生成AIソリューションを活用して効率化を図る実証実験を実施した。

 JALでは、客室乗務員から空港地上スタッフへの引き継ぎのためのレポート作成における業務効率化が課題となっている。

 そこで富士通とヘッドウォータースは、クラウド環境へのネットワーク接続が必要となる従来の大規模言語モデル(LLM)に代わり、オフライン環境での性能に強みを持つ小規模言語モデル(SLM)であるマイクロソフトの「Phi(ファイ)」を活用し、フライト中の機内においてタブレット端末上でチャット形式でのレポート作成が可能な生成AIソリューションのプロトタイプアプリを開発した。

 これにより両社は、従来と比較してレポート作成業務を効率化できることを確認し、JALのさらなる顧客サービス向上への貢献を目指している。

 生成されたレポートにおいて、文章がJALの業務用語が学習された自然な表現であり編集が容易であることや、スムーズな英訳により業務負担が軽減されたことを確認。

 既存アプリと比較して、レポート作成にかかる作業時間および修正発生率が削減できたことを確認。

 今後、富士通とヘッドウォータースは、JALにおける同システムの本番運用に向け段階的な検証を実施し、JALが運用する生成AIプラットフォームへの導入を目指す。

 また、業務特化したSLMを「Fujitsu Kozuchi」の生成AIとして活用し、オフライン環境で動作するオンデバイス型・エッジ型・オンプレミス型での提供を目指す。

 両社は今後、AIを活用したJALのさらなる業務改革を支援することで、課題解決を通じて顧客サービス向上に貢献する。<富士通>
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