2018年の7~8月に国内のクレジットカード会社11社の利用者のパソコンに「パンダバンカー」と呼ばれる情報窃取型のウイルスを感染させることを狙ったメールがばらまかれたのだそうです。
現時点での被害はまだ確認されていないようですが、銀行系のカード会社も標的に含まれているようで、どうやら多くの顧客を抱えた企業が狙われたのではないかと言われています。
名前だけを見れば可愛い「パンダバンカー」というウイルスは2年前に登場したのだそうで、」欧米を中心に、オンラインバンキングの情報を狙うサイバー攻撃などに使われてきたのだそうで、どうやらこの夏、日本の11のクレジットカード会社も標的になったことが新たに判明したのだとか。
このウイルスは、請求書の送付などを装ったメール経由でパソコンに送り込まれたウイルスが、外部のサーバーと通信することで感染するようで、インターネットの閲覧ソフトが細工され、標的の企業のサイトへの接続を検知すると、正規サイト上に、カード情報の再登録などを求める偽画面が表示され、そこに入力した内容が盗まれてしまうというもの。
パソコンを扱った仕事をしているような人であれば、URLなどを確認して危険を察知することができるでしょうが、一般的なPCユーザであれば、大手サイトと同じような見栄えのものであれば、ついつい大切な情報を入力してしまいますよね。
いつも思うのですが、わからないままなにかを利用するのではなく、利用するのであれば、自分でしっかりと扱い方などを勉強して、利用すべきですね。
もっとも、悪用するような輩が1番悪いのですが、そのような人から自分を守る術を見出さなければなりません。
知らない、わからないでは誰も助けてくれませんよ。