インターネットバンキングによる不正送金の被害額が87億円を超え、過去最多となったのだそうで、去年1年間にインターネットバンキングで口座から不正に送金された被害は5578件にも及ぶそうです。
中でも、金融機関を装い偽のURLをクリックさせ、IDとパスワードを盗み取る「フィッシング」が目立ち、被害者の9割以上が個人で、40代から60代が約6割を占めているのだとか。
また、身代金要求型のランサムウェア被害も引き続き多く、197件に上り、データを最初から盗んで対価を要求する新たな手口「ノーウェアランサム」も30件確認されています。
その一方で「簡単なお仕事日当10万円」「運び案件最高300万円」などといった特殊詐欺や強盗などの実行役をSNSで募る「闇バイト」などに関する投稿については、通報対象となった9月以降だけでも4411件にのぼり、2979件についてはサイト管理者に削除を要請されているようです。