以前、インターネット詐欺と対策についてを紹介しましたが、今回は、今流行りのSNS・Facebookでの注意点と対策について紹介していきたいと思います。
国内でのFacebopokユーザーは、1300万人を超えると言われています。
およそ10人に1人が利用していると推定されます。
■個人情報の管理は厳重に
Facebookを利用されている方ならご存知かと思いますが、Facebookには大量の個人情報を登録することが出来ます。
名前は勿論、生年月日、居住地、勤務先、交際関係、出身校・・など。
個人情報を載せることで、簡単に友人を探すことが出来る仕組みになっているからです。
しかし、むやみに個人情報を登録してしまうと、ストーカーや凶悪犯罪に利用されてしまう事例も珍しくはありません。
また、Facebookにログインしていないユーザーでも、あなたがタイムラインやプロフィールを「全体に公開」に設定してしまっている場合、その全く知らないユーザーに、あなたの情報が見られてしまっています。
全く知らない人が、自分の情報を知ってしまうというのは、とても怖いことだと言えます。
ですので、まずは個人情報の公開の設定を、きちんと行うことが重要となってきます。
*参考サイト
Facebookを利用する上で注意、Facebookの危険性
■スパムメッセージは友人から
Facebookの機能の一つにメッセージ機能がありますが、そのメッセージを使ってスパムメールが届くといった事例が多発しています。
スパムメールは、友人から友人へと拡大し、数十万人へと拡大していくのです。
ほとんどの場合何らかのオンライン詐欺に関係していると考えられます。
友人からのメッセージであっても、安易に記載されているURLをクリックせず、警戒するように気を付けましょう。
■アプリにも要注意
友人からアプリの招待が届くことがあり、その中には個人情報を盗むといったアプリもあります。
また、アカウントを乗っ取り、そのユーザーになりすまして、そのユーザーの友人にスパムアプリをばら撒くといった事例もあります。
Facebookのアプリに登録すると個人情報が漏れて、迷惑メールなどが増えてしまいます。
一番最善なのは、アプリを利用しないことです。
友達に勧められても、なるべく利用しないようにしましょう。
*参考サイト
Facebookで注意するべきスパム・ウイルス・詐欺情報
狙われているFacebook「フェイスブック」の個人情報
■Facebookを利用した詐欺の手口
最近多発しているのが、いきなり知らない女性から友人申請が届き、それを承認するとメッセージ機能を使って、アドレスを送りつけられ、そのアドレスにメールを送信すると出会い系サイトに送りこまれ大金を取られるといった手口が広がっています。
もう一例は、前例同様いきなり友人申請が届く、またはFacebookのイベントで接触し、仲良くなります。
そして、主犯から共犯を友人紹介され、グループとして引きずり込まれてしまいます。
詐欺で多いのは、一人ではなく、複数の共犯者とコミュニティを形成し、そこに標的を引き入れる手法がほとんどです。
そして、オフ会として集合させ、逃げられない様、物理的に標的を囲い込んだ上で高額の商品を買わせるといった手口です。
*参考サイト
Facebookの詐欺に要注意!!!
広がるFacebookの懸念。特に初心者さんは詐欺に気をつけて
■利用する上での注意点
私たちが何気なく使っているSNSサイトには、これだけ危険が潜んでいます。
まずは、しっかりと自分の個人情報を守ることが大切です。
- プライバシーの設定の見直し
- 友人からのURLつきメッセージには警戒する
- アプリはなるべく利用しない
- 知らない人からの友人リクエストは安易に承認しない
- 不要な「いいね」は取り消す
SNSは、ビジネスやプライベートでのコミュニケーションに大きな変化をもたらしましたが、それと同時にSNSを悪用したオンラインの脅威にさらされていることも認識しなければなりません。
自分自身で、自分を守り、安全に楽しく活用出来るようにしていきましょう。