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金鯱賞とダービーの回顧

2005年05月30日 20時21分52秒 | 競馬
両方とも強い馬が強い勝ち方をしたレースでした。

①金鯱賞
一度は引退したはずのタップダンスシチーが当然のように逃げ切りました。
このレースはヒモ抜けだったんですが、そんなに悲観してません。(強がっているわけではないんですが…)

2着馬は中京特有の紛れを考慮し消しましたが、アンカツの好騎乗が光りました。中京記念を見る限り、中京は苦手そうだったんだけど…

やっぱり競馬は騎手も重要なファクターですね。




②ダービー
その騎手の重要さを思い知らされたのが、ダービーでした。

ディープインパクトを軸にしなかった理由は、そもそも、このレースはディープとアドマイヤの2頭軸で堅いと思っていたから。
そして、名馬をたくさん壊してきた武豊が騎乗しているので(これは、武が下手なのではなく、馬の能力を出し切れる騎手で、結果的に馬の脚がついていけないということだと思っています)、ディープにもし出遅れ→もまれることがあったときには、故障の危険性があると踏んだからです。

でも、そんなこと心配しなくてよかったですね。武らしくない大外まくりで差しきりましたから。
ダービーでこんなレースをみたのは、ナリタブライアン以来です。図抜けた能力を信じた騎乗でした。一歩間違うと馬を潰しますが。

そして、問題はアドマイヤジャパン。横山の騎乗停止で幸が乗りましたけど、普通に乗れば2着もしくは3着は堅かったのに、幸自身が固くなっていたよう。
この騎手は人気薄を上位に持ってこれる力があるのに、スティルインラブ以外は大レースの舞台に弱いようですね。妙に追い出しが早かったし。

離れた2番人気だったけど、有力馬でインベタ早め抜け出しなんて大胆な騎乗ができる佐藤哲三とは大違いです。

でも、騎手のせいにしても仕方ありません。こんな大レースで、通常の騎乗を期待するほうが無理ですし、母がビワハイジ、ブルードメアサイアーがカーリアンでは本質的にはマイラーでしょう。マイラーが2400で好走するには前半マイペースで後半に追い込むしかありませんし、現時点での完成度で他馬と比較するとそれだけの脚は持っているのですが…。
距離適性を問われる高速決着レースで先行していたのでは母の父がノーザンテーストのインティライミに差をつけられても仕方ありません。

半分は展開読み負けですね。


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