「かえるの日」後日メモ

豊島由香のブログです。2006年5月の「かえるの日」公演後から始めました。演劇のことや、日々の出来事などつづっています。

京都デイ

2012年09月14日 | 日々のこと
昨日は京都デイでした。
先日dracom祭典「弱法師」で訪れていたばかりでしたが。


まずは、京都でなんだかんだと購入するものがあったのでした。
なんとか買い終えて、すぐ近くの西本願寺に参拝。
手を合わせ、振り返るとそこには東南アジア系の方のような美しい青年がこちらを見つめている。
休憩所に行くと、またその青年がいて、しかもまたもや目が合って、
「ああ、どうしよう、見初められてしまったの? 初めの一言は何かしら? 追いかけられたらどうしよう??」
とか考えていたけど、声もかけられず、もちろん追いかけられなかった。


そして、またもやすぐ近くの旅館の美貌若ダンサーK氏がもしかしたらお勤め中やもしれぬと、某旅館へ。
でも、おられずがっくりするのが怖くて引き返しかけて、でも、こういう怖がりがあかん、と、ついさきごろ反省したのを思い出して、前まで行ったら。
美貌若ダンサーが、入り口付近におられて、こちらを見つけて出てきてくださった!
若ダンサーは、相変わらずハイテンションで、なんやらアバンギルドでの素敵な企画をまた考えておられることなどお話しくださった。
そうしたら、前を通った自転車のお兄様が、その企画の関係者だったらしく、お二人はその企画の話を始められてびっくり。
若ダンサーの周りの時間はいつも賑やかに動いている。


そして、西陣ファクトリーガーデンへ。
今週末のダンスの公演のために帰山さんが小屋入りしているはずだ。
せっかくだもの、拝顔したい。
バスに乗ってから、でもお邪魔だろうな、お邪魔だろうなと、情けなくなってきたけど、お顔観たらすぐに帰ろうと思ってそのまま向かう。
会場に着くと、つい最近dracom弱法師でお世話になった葛西さんと奥村さんがおられた。
そうだ、聞いていたんだった。しかし、本番終わってすぐ本番。
スタッフの皆さんは頭の切り替えが大変だろうな、立派だな。

★キヤマニア第二回公演「水の太鼓」、9月15、16日☆両日共14/18時。
西陣ファクトリーガーデンにて。
私はいけないので、せめてご紹介。
何度か彼女の踊る姿を拝見しているけれど、彼女の踊る姿を見ていると、しんとしみいるものを感じます。


でもって、観劇です。
ええ、壁の花団です、観に行きました、元立誠小学校に。
「ニューヘアスタイルイズグッド」。
いちいち好きでした、はい。
たくさん可笑しくて、なんだかぽっかりとさびしくもあって。
場所の使いかたも素敵でした。
あそこは海に囲まれた小さな島で、やっぱりそこは閉校になった京都の小学校でもあって。
ほかにもたくさん思ったけど、ぱっとかけないな。
(こちらも、明日明後日もされていて、両日とも18時半から。)


「あーいいな、いいな、よかったな」と、阪急電車に揺られながら思い出しておりました。
はっ、と我に返り。
あ、そうそう、台本読まなあかんやん、と鞄を探って、一瞬ののち。
……。
もう、弱法師の公演終わったんやった。
我に返ってなかった。


稽古期間中、一緒にいてくれた三島由紀夫さんの文庫本『近代能楽集』と赤塚不二夫さんの漫画と自伝。
筒井さんが、お稽古でこたびは三島さんが赤塚さんのことを評価していたことを意識して作ります、ということをおっしゃったので、驚いて、買い求めたのでした。
ごっつい面白かった。読ませていただいて、私なりに腑に落ちたこともあって。


これ、バカボンのパパですよ、劇画調?


我に返っていなかったついでに、弱法師も終わったのだけど、映画も観てやれと借りました。
公演終わって寂しい病も、和らぐかもしれんやんね。



さてさて週末。
今日から自宅にのんびり籠るデイ。
先週は家族に協力してもらい迷惑もかけたので、ご恩返ししなくちゃ、だ~。
とは言っても大したことなんてできないけど、せめて美味しいもの、つくれたらいいですなあ。
とは言っても(ばっかしやな)ザ・雑へたくそ料理人なんだけど、人間あきらめてはいけませんね。

食欲の秋。
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