
オス特有の行動力に富んでいますが、落ち着きに欠けています。ヒキガエルのオスは繁殖期には皮膚が黄色味を帯びますが、「右近」は子ガエルの時期から濃い山吹色をしています。
総じてオスの皮膚は繁殖時期以外でもメスに比べると、引っ掛かりが少なく表面は滑らかて、筋肉はグニャグニャしています。

現在体長約9センチ体重約200グラムで未だタテ2段腹ではありませんが、可成りの肥満度です。
写真の上方は「頭目」♂。右手は昨年生まれですが成長の遅い「チビ黒ちゃん」♀です。小粒ながら中々賢いカエルの赤ちゃんです。
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カエルは決して餌の奪い合いをしません。平和主義者なのです。
お行儀良く。給食テーブルの前で給食を待っています。
先に餌を取られると「アッ、いいなあ!」と羨む顔をして相手を一瞥するだけです。
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カエルは何事にも全力投球。自分がイボだらけとか、ひどく醜いとか知ってか知らずか。卑屈になったり威張ったりもしないカエルさんが私は大好き。過酷な運命を受け入れて文句も言わず、外敵のヘビや鳥が減ったとはいえ、人間による自然の乱開発で環境的に虐げられているカエルさんたち!
付き合うほど(庭で放し飼いですが)、ますます可愛さが増します。
ウチの子も丸いなぁと思ってたのですが…負けた。
もう少し栄養環境を良くしないとダメかもしれません。
丸々と肥るのは殆どがメスです。オスは小型で軽量でないとメスに嫌われるようです。
来春に3歳を迎えるメスは栄養を存分に摂って、冬眠開けの産卵に備えるのですね。
教えられないのに賢いカエルさん達に、いつも感心させられています。