カエルが楽しく笑う庭

両生類を主体として彼等を取り巻く都会の自然環境と、投稿者のつれづれなる思い

<big>北区上中里の平塚神社</big>  其の三

2014-02-02 23:51:48 | インポート
☆此処は昔、源 八幡太郎義家・義光、ゆかりの地


Dsc_2719_2Dsc_2717現役と御見受けする年輩男性の参拝者が絶えませんでした。

あやかりを祈願されている風情でした。

今は東北新幹線の高架線路が眺望を遮っていますが、それ迄は江戸の低地帯を一望できる広大な台地でしたから。

高台の聖地に甲冑を埋め塚とし、武運を祈願するのに打ってつけの設定場所でしたでしょう。

遠い昔に想いを寄せながら、私は暫し神社の境内に佇んで冬の寒さを満喫しました。



<big>東京都北区上中里の平塚神社 </big> 其の二

2014-02-01 23:24:16 | インポート
☆すぐ傍で埋蔵文化財発掘調査中でした

Dsc_2725Dsc_2728_2社殿の後ろは塀になっています。塀の後ろの広大な台地で大規模な発掘が行われていました。

きっと歴史上、新たな発見があるに違いありません。

PCで検索しましたら、この一帯には平安時代より武士たちの目まぐるしい政権交代がありましたから。

今は静まり返っていますが、耳を澄ますと馬のヒズメの音が聞こえるようです。

歴史を感じさせる格調高く美しい社殿は昔ながらの木造建造物です。







<big>平安後期に創立された、東京都北区上中里の平塚神社 </big>  其の一

2014-01-31 22:21:19 | インポート
☆由緒ある神社です

Dsc_2712_2訪ねた先輩の御宅近くに、正確には尾久の方向きでしたが、かって私は10年も住んでいたのに、平塚神社縁起を知らなかった私。

1984年に、一身上の都合で此処を引揚げてから平塚神社を御参りすることが無くなりました。

何年振りかで昨日の1月28日に訪れたとき、神社の手水場が無垢の木材で囲まれているのに驚かされました。

手水の冬期の凍結を防ぐためなのでしょうか? 他の神社で見掛けたことがありません。

武蔵野台地一帯を支配した豊島氏の居城が、此処にあったとか。

飛鳥山まで続く此の広大な台地は、関東の武家政治の変遷に係わった大きな檜舞台であったようです。














<big>御年96歳の先輩</big>

2014-01-30 19:52:11 | 日記・エッセイ・コラム
☆美しい老いもあるのですね




Dsc_21491970年の8月19日に若かった私は、この写真の方の御住まいに伺いました。

この方の御父上である師範に会って、自彊術を習う為です。

8畳の奥座敷で、久家恒衛大師範から自彊術を学びました。それから44年も経ちました。

この方は御歳96歳になられました。

写真は昨年10月29日に私が撮ったものです。

動画は池袋テレビさんが今年1月28日に撮影しました。

御歳にしては元気な御声と、シッカリした記憶力に驚かされます。




http://ikebukurotv.com/people/19-ikeppl/1095-ppl20140129taka


<big>野生スズメ・野良ネコ三昧で仕合わせ一杯なアタシ</big>

2014-01-12 13:52:07 | 池袋の住宅地風景



☆みんなアタシ目当ての食客ですが、掛け替えのない友達でもあります



♪♪♪朝起きてラジオ体操を済ませて玄関を出ますと、

お馴染みのスズメさんが一羽、玄関先の路上で慎ましやかにアタシを待っています。

お向かいの軒先には後続の仲間達が横に列をなして控えています。

meal wormを抛ってやりますと、次々に7・8羽の仲間達がやって来ます。

アタシの手の平に乗るくらいの大きさの可愛いスズメさん達。

彼等の親分にでもなったようで、アタシは実に壮快な気分。

彼等を驚かすようなことは一切しないので、みんな安心し切った様子。

朝食が終わると、必ず連れ立って一斉に何処かへと姿を消します。

自由滑脱なスズメさん達との毎朝の交友は、何にも代えられない愉しいひとときです。
















♪♪♪ご多分に漏れず、余り手を入れてない庭の片隅をネグラにしている野良猫達が近所に数匹。

生後一年にならないアメショウがかった愛らしい兄弟ネコが、厭でもアタシの母性をくすぐります。

飛び切りの餌を遣るせいか、此の頃は彼等の方からアタシに擂り寄って来るようになりました。

子ネコ2匹は♂なので一瞬怖い表情を見せて低い唸り声を出しますが、目はナマリ節を欲しいと語っているのが有り有り。

ユキと呼んでいる白ネコの母親と一緒に餌にカブリツキます。

父親らしい貫禄充分な野良ネコはアタシと数年来の顔馴染みです。

彼は、以前面倒を看た事のある野良猫ムミーと知り合いでした。

アタシの家を知っているので、時おり我が家の玄関先に餌を催促に来ます。

餌の催促は、二匹の野良子ネコ兄弟の為でもあるのでしょう。

アタシが餌を子ネコの居場所に運びますと、彼は自分は食べないで子ネコの食べるのを見守っていることがあります。

成長期にある子ネコのために、アタシの家の玄関先に催促にくる男親ネコの心情に絆(ほだ)されました。

その為、一本500円する上等のナマリ節5本が瞬く間に消えてなくなりました。








<big>花はどこへ行ったの</big>

2014-01-09 21:18:37 | うんちく・小ネタ
☆あの三鉢の桜草はどこへ行ったの



Dsc_2569_2花はどこへ行ったの?

きっと花泥棒さんの家に

花泥棒さんはどこへ行ったの

きっと地獄へ行くでしょう ♪♪♪


花泥棒は犯罪です

花泥棒は罰を受けます

花泥棒は地獄行きです







昨年のクリスマスに桜草三鉢を遠い花屋さんで買いました。

赤と桃色と白を選んで大事に育てゝいました。

お地蔵さんになった私の父が大好きな花でした。

一昨日の朝見たら、全部消えて無くなっていました。

信じられませんでした。

頂いた綺麗な鉢ごと、御丁寧に全部無くなってしまいました。

私は、悲しくて悲しくて、お父さんに悪くて、胸が痛みました。

せめて、写真に写っていたのを引き延ばして御地蔵様の前に飾ろうかしら。

心無い人の悪行は、御地蔵様と私の父と私を傷つけたのです。

決して許される事ではありません。

花泥棒よ地獄へ行くが良い!









<big>「くの一チャ子」は日向ぼっこ好き</big>

2014-01-06 11:16:54 | 都会に棲む猫
☆人呼んで「伊達チャ子」は日光浴が好き


Dsc_2663Dsc_2676暖かい日差しが差し込んでいるのを確かめているチャ子です。





彼女は変幻自在。カーテンレールで何でござれ、ヒラリヒラリと高所を歩き回ります。





早速下に降りて、日光を充分に浴びてスヤスヤ。





だって、我が家のネコ達は猫本来の夜行性ですから。





まあ、ネコ部屋には部屋暖房が無いせいもあります。





去年から猫用の電気敷物の上に毛布を敷いてはありますが。





寒い季節、日光浴を嫌いなネコちゃん達は居ないでしょう。





人間だって冬場の日光浴は応えられませんもの。





窓に映っているのはバラの葉っぱです。





実際に見ると、こんなに青くありません。



太陽光線って凄いです。

これは光とガラスのイタズラの成せるワザ。

片目のチャ子よグッスリお休み。

このネコ部屋は、お前たちだけの空間ですから。








<big>ムミー(元の名はノラ)は今いづこ</big>

2014-01-05 21:35:27 | 都会に棲む猫
☆ムミーの姿が消えて丸1年


Dscn1224Dscn1284Dscn1385_20一昨年の夏の或る日、単独の子ネコが我が家の周辺に来るようになった。

家には入れてやれないので、家の脇にネグラを作ってやった。

朝の9時過ぎ、毛布の上で寝ていた。無防備で可愛いらしかった。

去年の12月23日の日には、発砲スチロールの中からジッと私を見ていた。何を訴えたかったのか、あどけない眼をして。

昨年の1月4日午後、ムミーが行きつけのビルの日溜まりで、のんびりと日向ボッコをしていた。

お腹が空くと、いつも我が家の勝手口にやってきた。

最後に見掛けたのは此の日の夕方だった。

ヤキガツオが好きで好きで、毎日のように私にねだった。

一年前の今日からピタッと姿を見掛けなくなった。あらゆる手を尽くしたけれど見付からなかった。

彼を想い出す事が多い一年だった。







<big>御稲荷さん考</big>

2014-01-04 18:54:53 | 日本の文化
☆御稲荷さんは色々あるらしい

Dsc_2625Dsc_2632Dsc_2643_2写真を後で見たら狐さんが珠のようなものを銜えています。

『巻物は荼吉尼教典、珠は如意宝珠』という文章を見付けました。

それに、我が家の氏神様では「願掛け狐」というものを何時の間にやら販売していました。

以前には無かったので最近始まったのでしょう。可愛らしい白狐さんの躯に願い事を書き込むのです。

白色の狐さんに墨の色が映えて、なかなか綺麗です。

朱色という色は神様に通じる色なのでしょうか?

何か妖しい雰囲気を漂わせています。

氏神様からの帰途、正月飾りに日章旗を添えているのを見掛けました。

気が利いて洒落ていますね。







<big>氏神様初詣</big>

2014-01-03 20:03:11 | 東京都豊島区池袋
☆氏神様を改めて良く観ると色々なものが見えます


Dsc_2638Dsc_2619_3Dsc_2623_2氏神様は我が家から徒歩5分のところに鎮座しておられます。

大晦日には御参りしませんでした。眠かったからです。

綺麗な幟が旗めいていて、遠くからでも直ぐそれと判ります。

神代時代から続く由緒ある氏神様です。




Dsc_2627Dsc_2634Dsc_2630御本殿の隣には御稲荷様があります。

初めて気が付いたのですが、白ギツネの彫刻には左右で違いがあるのですね。

向かって左側の白狐は巻物のようなものを口に銜えています。

尖った爪は長く、眼は人間を刺すかのように鋭くて恐ろしいくらいです。

お寺の門前に立ちはだかる仁王様のような役割をしているのでしょうか。

更に隣の御輿の番をしているのでしょうか。

本殿と稲荷の間に、普通では見られない絵が掛かっています。

参拝客が疎らでしたので、じっくり観る事ができました。




<big>野良子ネコ兄弟</big>

2014-01-02 20:52:58 | 都会に棲む猫
☆野良ネコさんたち、要領よく生きなさい



Dsc_2594_4直ぐ近所の庭木に散りばめられた大掛かりな照明飾りです。

今夜も点滅していました。毎年クリスマス前から夜空を彩っています。

この木を取り囲む石塀の直ぐ近くに、野良子猫兄弟が棲みついているのを知ってから数週間になります。

アメリカンショートヘアーがかった愛らしい、多分捨てネコ。

この寒空にお腹を空かせている筈なので、気になっていました。

私は格別ネコを好んでいるのではありません。

人間の都合で飼い主無しの子ネコ達を捨てて置けず、昨夜と今夜も餌を遣ってしまいました。

人間達は正月の御馳走にありつき飽食状態なのに、野良猫は満足なネグラもなく飢餓状態という不均等さ。

Dsc_2608_3

一日の夜、静まり返った住宅とアパートをうろついている二匹に、ネコが好物のナマリ節を一本。

二匹は匂いを嗅ぎ付けて私近くに寄って来ました。

空腹だったのでしょう。喰らい付き方が真剣そのもの。

舌なめずりが大袈裟でした。

汚い物置小屋の下が二匹のネグラのよう。お互いに躯を暖め合って生き延びているようです。



<big>平成26年1月1日</big>

2014-01-01 14:47:16 | 東京都豊島区池袋
☆御地蔵様と猫と蛙


Dsc_2562_2Dsc_2568朝9時過ぎ、我が家の南向き風景です。

近所の方に頂いた仏花が綺麗に咲いています。

子守地蔵尊を父とも思い、恒例の雑煮と御節料理を供えました。

此の漆容器は骨董市で求めた上物です。色といい、形とい、質といい、申し分ありません。

手に収まり易い大きさで心地好い重さと手触り。

この容器を使うたび創った人の高い技術と美意識を賞賛するのが常です。




Dsc_2576Dsc_2586_2独眼チャ子、又の名を伊達チャ子、通称くの一チャ子、が私をして三匹の血縁野良猫保護を決断させました。

野良では決して生き延びしそうもない、という懸念からでした。

同居ネコは弟分のコッコ(黒猫)と兄貴分のブシ(武士)。

彼女は不妊手術は受けていません。二匹位なら生んで欲しいのですが。

気が強くて愛くるしい♀ネコです。

日向ぼっこ中のチャ子の耳がカーテン越しに映っています。


Dsc_2555Dsc_2553_5糠味噌用に注文した厚手の桶の中に、小鳥屋さんで買った雛用巣箱を入れてあります。

その中に、今年生まれのヒキガエル三匹が連なって冬眠しています。

体長約3センチの可愛い盛りの妖ちゃんガエルです。

生まれた場所の土を集めて少し敷き、小皿に水を入れてあります。

桶の置き場所は、冬には冷蔵庫になる家の風呂場です。常気温は6度前後。

気温が8度を越えると目覚めて、小皿の水に腹部を浸すことがあります。





<big>きのう渋谷へ行った</big>

2013-12-28 10:11:01 | 東京風物
☆映画を観に

芸術家夫妻の生 き方が、此のたび映画になったことを知った。
New York に40年住んでいる日本人夫婦と息子さん。

初めて目にした個性的な二人に、私は釘づけになった。
TV を持ち合わせないので、ひたすらPC で検索して情報を掻き集めた。

やがて、どうしても映画を観たくなって、矢も盾もたまらず渋谷へ向かった。
映画館を探しながら、何十年振りかの渋谷裏道を歩いて唖然とした。

スペイン坂辺りの、土だった地面は全て石で舗装されている。
渋谷の此の辺りは数十年前まで田舎風景が広がっていたのである。

こんなことは、どうでもよいこと。

恥ずかしながら、私は今回初めて御二人を知った次第。
ある意味で、彼等から衝撃的なパンチを食らった感は否めない。

どこ迄も天衣無縫な旦那に、しっかり者の奥さんが主人公。
意表をつく前衛芸術行動は驚異的で面白い。



http://www.parco-art.com/web/museum/exhibition.php?id=616



苦労をかけさせられた妻の辛辣な言葉とは裏腹に、天使のようなあどけなさ。
飽きさせることがない物語り展開に、まだ二十代の若き監督の才能を見た。

渋谷駅前の賑わいに、私は肝を抜かれるばかりであった。
それに引き換え、池袋西口駅前は寂しいぐらいの静寂さも驚きであった。




















Dsc_2515_2Dsc_2527_3



2013-12-23 19:19:40

2013-12-23 19:19:40 | インポート
MERRY CHRISTMAS and HAPPY NEW YEAR!


Dear friends, !


As the blur that was the year 2013 draws to a close, our family finds itself split between the northern and southern hemispheres for the festive season: I’m holding the fort here in sunny Nimbin, while Yoko and Sean are in wintery Japan. I’m looking forward to joining them in January or February. And also hoping to fit in affew more tips beyond these shores in 2014.!
We hope your year has been a good one; and for the coming! year we wish you all the very best in:!

Love, Peace, Health and Happiness
Nigel, Yoko & Sean!/

/Users/mtkasugai108/Desktop/Seasons Greetings 2013.pdf



<big>わが家の御地蔵様が仏花を頂きました</big>

2013-12-22 19:15:12 | 東京都豊島区池袋
☆立派な御花を供えるのは暫く振り


Dsc_2512_9Dsc_2510_2毎朝わが家の御子守地蔵尊を参拝して下さる近隣の御婦人が居られます。

近くの氏神様へ詣でる御序もあり、通り道である我が家の御地蔵様に手を合わせて下さいます。

小柄で細身な方です。

「御参りさせて頂いているので」、と立派な対の仏花を今朝届けて下さいました。

お生花代は結構な額になりますので、最近は小型の鉢植えの花を御供えしていました。

立派な御花を頂いて嬉しかったです。

御地蔵様隣に生えている落葉していないクワの葉を付けた木が、家壁に映る様子が麗しいです。