チニタ、初の動物病院へ行ってきました。
キャリーに入る練習は十分とは言えない状態だったけれど、
数日前から鼻の付け根が腫れていて気になったので、
チニタの私達に対する普段の様子を見て大丈夫だろうと判断し、
連れて行ってみました。
マイクロチップや血液検査の事もあるし、
いずれ行かなくてはならない病院だし、という事で。
キャリーに入った直後、数回出たそうに鳴きましたが、
その後は静かにしていました。
静かだけれど、落ち着いていたというより警戒して身を固くしていた感じ。
車の後部座席にキャリーを置いて、
隣にはこの数か月、ほとんど我が家に宿泊状態の姉が付き添ってくれました。
(チニタはすでに姉にもベタベタです。)
病院に着くと、これまた運の悪いことにちょっと混んでる。
待ち時間が長くなっちゃうとチニタきついかな~、と思いながら、
部屋の外れで
「チニタおりこうさんだねえ」
と穏やかに声をかけながら過ごしました。
順番が来て、診察室には姉は入らず、私のみ。
チャーリーママさんのところで病院に行った時のお話しでは、
診察室でとっても暴れたようなので、
そういう事を含めて、チニタの生い立ち・これまでの経緯を先生にお話しして、
じゃあ診察の仕方は様子をみて対応しましょう、という事になりました。
話している間、キャリーのフタの部分から手をいれてずっと撫でていたのですが、
結構落ち着いていたので、そのままひょいっとキャリーから出して体重測定。
チニタ君、3.6kg。
体重測ってたと思ったら先生はいつのまにかエリザベスカラーを手にしていて、
スーっと手品のようにチニタの首に装着。
チニタも(私も^^;)あれれれー?と目をパチクリさせている間にカラー装着してました。^^;
先生やっぱり凄いなあ。
もっと先生の動き良く見ておけばよかった~。
知らない人をまだ怖がるかもしれないので、保定は私がやらせて頂いた方がいいかも、
とお伝えしてあったのですが、
足の血管からの採血の保定はやっぱり看護師さんがやった方がいいという事になり、
お任せしました。
緊張の面持ちとは言え、横に寝かせられても暴れず鳴かず、
されるがままのチニタ。
そのままマイクロチップも装着。
私はずっと
「チニタすごいねえ~。おりこうさんだねえ。」
と声掛けてました。
先生何度もチニタの事をフーラちゃんフーラちゃん、って呼び間違え。^^
「私が連れてくる猫 = フーラ」
になるほど、先生の中でもフーラの印象が強かったのだろうなあなんて、
がんばって病院通いしていた日々を思い出してしまいました。
診察終わって、血液検査はFeLV、FIVともに陰性。
よかった~♪
鼻の腫れは、もしかしてどこかにぶつけた?^^;
なんて可能性も高そうなのと、
ワクチン接種してるかどうか定かではなかったのとでちょっと様子見する事になりました。
さて、帰ってきてからのチニタはどうなるのかな、、、
と思っていたら、
部屋に着いてキャリーから出したとたん、
初めて我が家に来たときの様に腰を落として歩きながらPC部屋の隅~ソファの後ろに隠れてしまいました。
ドヨ~ン・・・。^^;
まあ仕方がない、警戒心芽生えない方がおかしいと思うし。
その後買い物に出て2,3時間後に帰ってきてみると、
なんとなく疑りぶかそうな顔で出てきて、
それでもご飯を食べて、少し私達の様子をじっと観察して、
夜には足にスリスリチニタに戻っていました。
でも!
夜はこれまた久しぶりにトースターの後ろに入って寝てた。^^;
夫がボソっと
「やっぱり少し心に傷を負ちゃったんだね。」
と。
そうだねえ。
あんなにスリスリゴロゴロベタベタのチニタだけれど、
野良さん出身の繊細さも持ち合わせているんだよねと
改めて話した夜でした。
でも、彼の天性の賢さというか乗り越える力というか、、、。
次の日からチニタはすっかり元通り。
いつもの様にPC部屋にいる私の背中の後ろで眠って、
暑くなると床に降りてルビーと同じ格好しながら寝てます。
夜は枕元かケージの自分のベッドの中。
(不思議なんですよね~。
ルビーと同じ方向向いて寝ていて、ルビーが寝返りうって逆方向向くと、
しばらくしてチニタも同じ方向に寝返りうつんです。)
このエントリーを書いている最中の2匹
あ!今また私の背中の後ろに飛び乗ってきた!
人好きな天真爛漫さと繊細さを併せ持つかわいいヤツ、チニタです。