”笛吹けど踊らず”にもかかわらず、それでも笛を吹き続けるのか。
厚生労働省は昨年末(12月)の認定薬局数を発表している。
それによると「地域連携薬局」は11月末から1軒増えて4,285軒となった。
1軒増は貴重な存在で、11月末時点では4軒増だったが、その前の10月末までは5ヶ月連続減少だった。
すでに一進一退って感じである。
「専門医療機関連携薬局」は2軒増の207軒となる。
ここは「地域薬学ケア専⾨薬剤師(がん)」「外来がん治療専⾨薬剤師」などを有する薬剤師の存在が難しい。
基本的にがん専門性が病院薬剤師向けで薬局薬剤師を想定していないのではないだろうか。
次回の薬機法改正では専門ががん以外にHIVや小児特定医療などが追加になる。
将来的には認知症も加わりそうだ。
専門性を有する薬剤師の養成には時間を要するので、早めに要件を出して欲しいものだ。
そんな認定薬局であるが、これから審議される医薬品医療機器等法(薬機法)の改正で、新たに「健康サポート薬局」が加わりそうだ。
名前も新たに「健康増進支援薬局」が考えられている。
何ともいかめしい名称である。
いつも問題に上がるのは「地域連携薬局」との違いである。
私は単純に未病状態で健康を維持するのが「健康サポート薬局」で、すでに病気にり患して在宅での療養を支援するのが「地域連携薬局」じゃないかと考えている。
ビフォアーとアフターの違いだ。
どちらにしても名称が変更になろうと、立ち位置が省令から法律になろうと、やろうとするモチベーションは変わらない。
国民にもっとアピールする差別化があれば多少の動きがあるかもしれない。
そもそも職能団体が薬剤師の職能を発揮できる薬局として広める活動がない。
自分たちの仲間が多ければアピールするが、少ないと見劣りするからなのか。
その健康サポート薬局数は昨年9月末時点で3,232軒しかない。
なかなか軒数の公表がない。
それだけ少ないってことかもしれない。
今回の制度改正で「健康サポート薬局」が、新しい「健康増進支援薬局」になびくのだろうか。
いささか疑問である。
上記の制度ミスは検討会での厚生労働省の思惑に対し、薬剤師側からの主張の弱さと出来もしない事への見栄があったのではないだろうか。
何となく「健康サポート薬局」も「地域連携薬局」も、どちらかというと大手調剤チェーンの申請が多いような気がする。
もちろん「専門医療機関連携薬局」もそうだ。
薬局のマジョリティーは中小薬局じゃないか。
中小薬局がちょっと背伸びして申請可能な要件じゃないと増えることはない。
薬機法が改正になり名称が変わろうが、多少の要件が変わろうが、今のままでは”笛吹けど踊らず”に変わりはない。
その結果は、薬局の評価がただ落ちるのみだ。







そこら辺の予想はまたお伝えしたいと思います。
今、伊丹空港です。
これから札幌に帰り、「北海道 薬局見学ツアー」に合流です。
今夜は札幌ビール園にて前夜祭です🍻
> あるある!... への返信
ありがとうございます。続報楽しみにしております。
札幌ビール園良いですね!私も先週、札幌旅行で行きました。
サッポロビール園は盛り上がりました。
お陰様で!