医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

ヘビー級

2009-07-15 08:06:49 | 薬局
高齢者の一包化が増えている。
実際に5~6種類、またはそれ以上の薬剤があると、何が何だか分からなくなる。
また、包装のヒートにも問題がある。
毎日多くのバラ作業をしていると、時に嫌になる様なヒートがある。
妙に頑丈だ!
右の親指が悲鳴を上げる。
薬を必要とする方は高齢者が多い。
にもかかわらず、高齢者では無理だろうと言いたくなる様なヒートがある。
私の母もその一人である。
小さな薬は服用時に逃げ出す。
たまに母親の部屋に掃除機をかけてやる。
そうすると逃げ出した錠剤が吸い込まれる。
カチン、カラカラと音を立てて吸い込まれていく。
高齢者の一包化はそれなりに意味がある事を感じている。

いつものように分包器で調剤をしていると、凄い処方が出てきた。
以前から気にはなっていたが、1包が重い処方である。
薬の数も多いが大粒のスローケ2錠とプロへパール1錠が存在感を出している。
朝食後は13錠4.9g、昼食後3錠2g、夕食後6錠4.1g、就寝前8錠2gとなっている。
1日30錠13gとなる。
しかし、これだけではすまない。
毎食後として重カマが1日量1.5g出ているのである。
ちょっと想像してみてください。
食事の後ののど越しの良さを。
更に、一緒に飲む水の量もかなりとなります。
食事を減らさないと飲みきりませんね。


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2 コメント

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Unknown (さくら)
2009-07-15 12:11:14
グループホームの処方箋を月に200枚近く受けているのですが、できるだけ後発でと言う患者やドクターの意向もあり後発を主に使っていますが先発より後発の方がヒートから出しにくいし、錠剤の大きさも大きい薬が多いですね。アダラートCRなど先発と後発ではかなり大きさが違うので変更不可で処方されてきます。

ヒートから出す機械を導入したのですが大きい錠剤は糖衣が欠けてしまうものもあります。

量の多い患者さんの場合はドクターと話し合って食事に影響されない薬の場合は食前とか食中服用してもらっています。
飲みやすさは? (駒形和哉)
2009-07-16 07:35:17
後発品のTVコマーシャルで、飲み易さをアピールしたのがあります。飲み易さは錠剤を小さくしたり、口のかなで解けやすいなど強調しています。ヒートから取り出すことも飲みやすさじゃないのでしょうか。
肩こりになったことがない私が肩こりで悩みだしました。気がつくと右手の親指に痺れを感じます。これって、バラ作業の副作用でしょうか?

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