医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

予想外の出費

2024-11-03 04:36:58 | 薬局
異常がいつの間にか通常になりつつある。

11月だというのに暖かな日が続く。
夏の暑さは異常気象と言いながら毎年のことになりつつある。
暑さのせいで野菜などの生育に大きな影響を及ぼしている。
海水温度の上昇が回遊魚の漁獲に変化をもたらしている。
台風による被害も甚大だ。
線状降水帯の言葉もいつの間にか目新しさを失った感がある。
しかも何となく北上しているような気がする。
いつ来るのか南海トラフのような地震も小刻みに襲ってくる。
どこにどんな地震が起きても不思議ではない国だ。

上記のような災害はいつの間にか身近な存在となりつつある。
その割には災害対策らしい予算が少ない。
災害対策も大事だが、被災した後の復興も急がれる。
能登半島の復興は未だに進んでいない。
復興には莫大な予算を要する。
時間がかかると過疎地化が急速に進む。
毎年、いろいろな地域で災害が発生し、国は「激甚災害の指定」を行っている。
「激甚災害の指定」を受けると国からの補助金のかさ上げがあるようだ。
そんな補助金が毎年のように必要になっている。

国家予算には限りがある。
それが各省庁に分配されている。
災害は予測できない。
その災害による復興費用は未知数である。
まさに“災害は忘れてころにやって来る”である。
ある程度の予備費を予算には組まれていると思うが、それ以上に災害が襲ってきている。
しかも復興が追いついていない。

南海トラフは未曽有の壊滅的被害をもたらし、温暖化による洪水は予想をはるかに超えた脅威と化する。
それに対する予備費だけでは対処できない状態に陥りそうだ。

国家予算には限りがある。
不測の事態への対処は急がれる。
災害が多いと限りある予算のやり繰りが必要になる。
予算の中の最も大きいのが社会保障費である。
ここを少し我慢してもらうしか、やり繰りができないかと考えるのが普通かもしれない。

緊急事態には国民みんなでちょっとした我慢が必要になる。
そんなことを思いながら薬局経営を考えてみた。
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