医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

おぃおぃ

2016-05-24 06:42:43 | 薬局
ホントですか!

何だか変な言い訳が閣議決定したようだ。
政府は20日、調剤報酬における「薬剤服用歴管理指導料」の38点と50点の違いについて、ある国会議員からの質問に応えている。
それによると「38点」の場合は、患者がお薬手帳を持参しているので、お薬手帳に記載されている緊急時の連絡先やアレルギー歴、既往歴などを、あえてその場で確認しなくても分かる。
ところがお薬手帳の持参がない場合は、上記の内容を確認する必要が出て来る。
その手間を考えて12点の差があるそうだ。
こんな事が閣議決定しちゃうんだと思っちゃう。

メディアからの情報なので私の受け取り方が悪いかもしれない。
それにしても理由になっていない。
もし手間が省ける分だとしたら「調剤基本料2・3」(25点・20点)はどうなるのか。
こちらはお薬手帳の持参の有無にかかわらずすべて50点算定となる。
うわさでは今まで口が酸っぱくなるくらい「お薬手帳を持ちましょう」と言っていた大手調剤チェーンが、お薬手帳の持参についてはスルーするケースもあるとか。

さらにトンチンカンな質問は、お薬手帳を持参しなかった患者が、手帳がないために専門性の劣るサービスの提供になるかもしれないとしている。
劣るサービスになるかもしれないなのに高い報酬をもらうのは受益者負担の原則を覆すと大袈裟だ。
はっきり言ってどうでもいい話だ。

思い出して欲しいが、疑義解釈その1で「かかりつけ薬剤師指導料」を算定できる患者がお薬手帳の持参を忘れた場合は算定できないのかとの質問がある(問50)。
この答えは「手帳を持参し忘れてことのみをもって出来ないものではない」としている。
但し「患者や処方医等から確認する等により、必要な情報を収集した上で指導等を行う必要がある」でOKとなる。
この場合と上記の場合と何が異なるのか。

何時も薬局を利用してくれている患者が、たまたまお薬手帳の持参を忘れた場合は、必要な情報を収集するために12点高くなる。
これは明らかにお薬手帳の持参に対するペナルティーの様な気がする。
門前の様な大型薬局に行くと患者の負担は、調剤基本料の引き下げで本来なら安くなるはずだ。
ところが何でもかんでも50点算定できる。
お薬手帳の持参について関係ないのであれこれ言わない。
忘れると軽く「次回は持参してくださいね」とシールをくれる。
41点の薬局ではシールをくれるかもしれないがいつもより高くなる。
かかりつけになるとお薬手帳を忘れても「大丈夫です」「〇〇さんの薬は全て把握しておりますから」でいいのか。

何だか変な気がするが、そうなっているのだからそうするしかない。

ブログを更新しようとしたら突然パソコンの画面が真っ黒になり、ウィンドウズ10に更新中のメッセージが出て来た。
そんなことは望んでいないのに。
お陰様で、iPadでの送信となった。
まだ、パソコンのアップグレードとやらは継続中だ。

何だか変な気がする。





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