医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

毎日ブログを書き続けもうすぐ10年になります。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

逆転ぎょうむ

2015-10-28 06:27:10 | 薬局
凄く気になる。

23日に厚生労働省より「患者のための薬局ビジョン」が発表された。
これについてマスコミ各紙からコメントが出ている。
どれも同じ様な内容にちょっとうんざりしている。

その資料の中で凄く気になる部分がある。
それが先日ブログでも紹介したが「かかりつけ薬剤師としての役割の発揮に向けて」の部分である。
ここには「対物業務から対人業務へ」として記されている。
薬剤師の役割を大きく「患者中心の業務」と「薬中心の業務」に分けている。
現状を表していると思われる左側の図には「患者中心の業務」が全体の2割程度で、残りの8割が「薬中心の業務」してある。
その「薬中心の業務」とは処方箋受取・保管、調製(秤量、混合、分割)、薬袋の作成、報酬算定、薬剤監査・交付、在庫管理となっている。
それが何時をもってか期限が示されていないが、右の図に移行させるようになっている。その図では割合が逆転している。
「患者中心の業務」が8割で「薬中心の業務」が2割となっている。
では「患者中心の業務」とは、処方内容チェック(重複投薬、飲み合わせ)、医師への疑義照会、丁寧な服薬指導、在宅訪問での薬学管理、副作用・服薬状況のフィードバック、処方提案、残薬解消である。
これはまさに昨年の「骨太の方針」に掲げた「調剤重視から服薬管理・指導重視への転換」である。
これをどうやって切り替えるのかと言うと、手段は一つしかない。
それが調剤報酬である。

これをやるために薬歴の未記載や無資格調剤などをあえて表に出して、議論をするきっかけづくりにしたと思われる。
私の予想は錠剤のピッキングは事務職でも認められると考えている。
薬剤師会などが錠剤も含めて、全て薬剤師がやっているなどとうそぶいているが、その発言は危ない。
かえって罠に入り込んでしまう。
調べたら直ぐ分かることだ。
本当に薬局で薬剤師によるピッキングをやっていればいいがそうでは思えない。
そうなると逆に足元をすくわれる。
それよりも正直に認めて、全て薬剤師が調剤を行っている薬局と、そうでない薬局の報酬を自ら決めて申し出た方が得策だと思う。
何と言っても内部告発もあるんだから。

後出しじゃんけんはずるいと非難される。





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