何事も思い切れないのが日本らしい。
新型コロナウイルスの先が見えてこない。
治療薬もワクチンもない中で先など見えるはずもない。
この話には嫌気がさしてきたが、現実だから仕方がない。
ありがたいことにセミナーも研修もことごとく中止に追い込まれている。
私は暇を持て余し1日が長い。
新しい経営者にとって大きな試練となる。
ツキを呼ぶ魔法の言葉からすると、こんな時こそ”ありがとう”となる。
自分を成長させてくれる試練を神様が与えてくれたそうだ。
ありがたいことである。
そして、乗り越えられない試練はないとも教えてくれるはずである。
ただ”乗り越えられない試練はない”などとも言っていられなくなってきた。
本題は新型コロナウイルスの猛威から「オンライン服薬指導」の普及に火が付きだしたってことである。
経団連や経済同友会などが職員を新型コロナウイルスから守るために、生活習慣病を持つだけではなく、疑わしきは初診から認めて欲しいと要望を出している。
さらに経済財政諮問会議の民間議員からもオンライン診療に関する規制緩和を政府に提案している。
日本医師会が反対の姿勢を示しているが、こうなるとオンライン診療に変化が生じるのではないだろうか。
そして、2日には政府の規制改革推進会議の下に設置された特命タスクフォースの会合が開かれ、具体的な検討が始まった。
来週中にも緩和策を取りまとめるそうだ。
さすがに厚生労働省も初診から認める方向に動きださざるを得ない。
それを見計らってなのか大手調剤チェーン薬局やドラッグストアがこぞって「オンライン服薬指導」の準備態勢を進めている。
どのように規制緩和が行われるのかわからないが、患者サイドからすると慢性疾患の薬はオンライン診療がありがたい。
流行性のあるインフルエンザなどは初診からオンライン診療になると安心する。
そして自宅または職場に薬が届き、スマホで服薬指導が受けられるのは嬉しい。
これらの動きは予想外に早い。
電子処方箋の整備が出来てからと思っていたが、それでは遅いかもしれない。
何らかの対応が必須となりつつある。
今回の動きはあくまでも新型コロナウイルスへの緊急対応である。
これがなし崩し的に普及へとつながりそうだ。
どちらにしても私の心配はオンライン診療の操作ができるかどうかにある。
こんな記事がありました。
是非、ご賞味ください。
なんか…・業界メチャクチャ?
あの方も薬剤師会の重鎮です。
日薬は、この実態を知っていたはずです。
そして大手調剤チェーンからの協力もあるはずなどない。
薬局をやるかやらないかは、儲かるか、儲からないかの判断基準です。
薬剤師も被爆が怖いので誰も行きたがらない。
そこに必要とされるとわかっていても。
医師や看護師は行きます。
医療人ですから。