医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

毎日ブログを書き続けもうすぐ10年になります。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

見えない姿

2011-10-25 07:02:27 | 薬局
薬剤師の方が…。

医療的知識は看護師より薬剤師の方が上だと思っていたが、世間の評価は違うようだ。
10月23日の日経新聞の1面に「『診療できる看護師」創設」とある。
以前から取り上げられていた「特定看護師」(仮称)である。
2013年度をメドに救急や在宅医療の現場への導入見込みで、年内に制度案をまとめ、来年の通常国会に関連法案を提出の運びとなっている。
これは、本来は医師でなければ認められていない麻酔注射や投薬などを、看護師に認めるというものだ。
もちろん5年以上の実務経験があり、一定の研修を受けた者となっている。
医師を補助する役割を担い、医師不足の緩和や医療サービスの効率化につなげる狙いとなっているが、看護師からのプッシュが効いたように思う。
薬剤師もかなりいけると思うんだけどなぁ。

確かに何でも医師に権限が集中しているのはおかしい。
診療所では医師はオールマイティーだ。
薬剤師も看護師もレントゲン技師さえも医師の管理下であれば必要ない。
だから診療所には薬剤師がいなくても院内調剤が可能となっている。
実際には調剤に医師の関与などない。
それでも昔からの流で今更変えられない。

さて、この特定看護師であるが、具体的には救急医療の現場で患者の重症度の評価(トリアージ)に必要な処置なども認める方針だ。
これはかなり震災や事故現場では貴重な存在になる。
さらにエックス線やコンピュータ断層撮影(CT)などを使った検査実施の判断、画像の一次的な評価なども可能となる。
その他に電気凝固メスによる止血や動脈採血、超音波検査なども候補に挙がっている。
まさに緊急時の対応だ。
さすがに薬剤師では難しいかな。

在宅医療では症状が比較的安定している患者に対する診療行為を認めるとある。
寝たきり患者の壊死した組織の切除、不眠や発熱などの症状に対する薬剤の選択と使用も任される。
この在宅医療分野だと薬剤師も結構いけそうだ。
今は認められていないが褥瘡に取り組んでいる薬剤師は意外に多い。
ここで薬剤師にも薬剤の選択と使用を認めるべきだ。
さらに不眠や発熱はお手のもの。

「在宅」「在宅」と声だけだったツケがここに来て評価となって露呈しているような気がする。
継続する企業は、儲かる時に2割の赤字部門を作ると言うが、薬局の2割は何だったのだろう。

今朝の東京はもやっている。
自転車で通る蔵前橋から、いつもは東京スカイツリーが見えるが、今日はまったく見えない。
ちょっと残念!


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