医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

毎日ブログを書き続けもうすぐ10年になります。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

10,20は当たり前

2019-12-08 05:23:17 | 薬局

患者数が減るのは必然的になりつつある。

 

総務省から出ている「人口段階別市区町村の変動」という資料が社会保障審議会などで使われている。

2015年から2040年までの25年間の人口推移である。

25年先というと今の30歳代は最も大きな影響を受けると考えられる。

55歳から65歳になっていて、子供も大学を卒業し、夫婦の時間を過ごしている頃だろう。

そんな時の地元はどうなっているだろうか。

 

わが街の札幌でも人口が0~10%の減少だそうだ。

旭川市は20~30%、函館市は30~40%の人口減となっている。

小樽市は40~50%、夕張市は60~70%も減になる。

当然のこととして、その周辺都市の人口はもっと減少が顕著である。

たった25年である。

その25年も既に5年が経過している。

 

人口の減少は地方自治の崩壊につながりそうだ。

自力での運営が困難になる。

国からの地方交付金にも限界がある。

 

この国には抱えている問題は数多くありそうだ。

公共施設の整備は大丈夫だろうか。

上下水道の配管や橋や道路などの補修にかかる費用は捻出可能なのか。

災害による支援は賄えるのだろうか。

もちろん電気の配線や鉄道のレールなども老朽化していそうだ。

 

話は戻るが「人口段階別市区町村の変動」を見ながら、当社の関係先の都市を探す。

確実に、患者が減っているのが分かる。

理由は人口が減少していることにある。

この推計を見て、何をしておかなければならないのかを考える時間が欲しい。

多過ぎる薬局は患者数の減少で淘汰される。

コンビニも既に飽和状態に陥ったようだ。

店舗数が減少している。

ただ生き残った店舗の売り上げは伸びているそうだ。

 

中小薬局の競合相手は近隣の中小薬局ではない。

門前や敷地内に出来る大手調剤チェーンであり、処方箋を客寄せパンダのようにポイントで釣るドラッグストアであり、地域の人口減少も大きな存在である。

勝ち残るには何が必要か考えて欲しい。

 

セミナーでは「場の提供、場の演出、場からの情報発信」としている。

そして”モノからコトへの発想”も大事になると思われる。

 

最後に立ってるのが勝利者になる。

勝利の道を一緒に歩もう。

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4 コメント

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Unknown (駒形ファン)
2019-12-08 21:38:12
「処方箋は●●薬局へ♬」

客寄せパンダちゃん
パンダはいつだってかわいい
「処方箋は●●薬局へ♬」
「処方箋はドラッグストアへ」
急速に浸透しつつあります。わずか数年でこの躍進。ユーザーの意を得た受け入れられ方。勢いが止めるなんて滅相も無い。さらにオンラインが追い風に?

薬の取り扱いに大きな差
症状を相談して薬を買う:相談料無料、パンダのいるドラッグストア
処方箋を渡して薬を買う:調剤基本料、調剤料、管理料、各種加算のある「調剤薬局」
大切なのはユーザー目線

脅威は2つあるよ人口減少
人口減と人口構成、すなわち高齢者人口割合

国の狙いは1つ
高齢者の医療介護費適正化
すなわち全世代型社会保障
生産年齢人口が収める多額の血税の多くを高齢者が使い、子育て世代や子供世代に回る額はわずか。
その結果「若者の生活が苦しく子供を産めない国」が産声をあげつつあります。産みの親は高齢者という皮肉。

大袈裟に聞こえる人は現状を理解できているのかな?

血税は血液
血液をつくる若い骨髄細胞は地方に多くいない。都会のみ。地産地消できるわけもない。
人口減少により滅びが現実化した地方=壊死し始めた末梢組織は都会に毎度の輸血をお願いするけれど、輸血を支える組織である健保連や行政は本体が潰れることを警告しはじめました。もういつものオカワリはもらえない。お小遣いもね。

そして自立の時がくる
過保護な時代は終わる
地域医療構想は自立実現化の第一歩。
解決法を示さず、あるいは非現実的で見当違いな解決法を示して、国が悪い、●●が悪いと言える元気があるうちはまだいい。その元気、地方の自立に汗を流すことに使わないでどうするの?他人に頼る前に自分は何をしたのかな?

最悪のストーリーとは
総玉砕を避けるための策はできあがりつつあります。
テレビやPCスマホの画面前やネット上で「あれはダメ、これもダメ、俺に任せたらこうできる」と鼻息を荒くす行動が、生き残る術さえも台無しにして、機を逸することではないでしょうか?だからこそ、然るべき立場、然るべき役割の人々の行動に注目が集まります。

これからは思うようにいかないことだらけの世界。抗うのか受け入れるのか。受け入れて、変化に対応するのか、しないのか。

ああ、なんて夢のない話の連続
滅びゆく国の物語かな?
生き残る希望はどこに??
このままの世界には見当たらないのですけれど、1つだけあります。もうそれにかけるしかない。
希望を求め行動することが人間の本能の1つ。

ところで、やっぱり"KAWAIIは正義"ですね。
それはそれこれはこれの関係。
あっちにはみんなが大好きなパンダがいて、浸透中。こちらには何がいるのかな?まずはこんなところからでさえも未着手なのでは?

仕事があるってありがたいですね。
明日も楽しみです。
Unknown (駒形和哉)
2019-12-09 04:50:02
いよいよ大詰めを迎えました。
今週と来週でほぼ2020年の診療報酬改定のあらましが決まると思います。
調剤報酬改定の議論も見えてきました。
今さら、どうにもなりません。
何事も終わった時から次が始まっています。

今回の報酬改定は2018年の4月から準備が必要でした。
2020年は次の2022年に向けて何をなすべきかを考えるべきです。
終わったことは仕方ない。
受け入れるしかありません。
大事なことは次です。

一緒に次に向けて考えましょう。
但し、私の賞味期限はそろそろです。
Unknown (駒形ファン)
2019-12-09 08:08:29
さすがは駒形社長

大切なのは次を考え
今日より明日を考える


時代を紡ぐことができる人が絶滅危惧種となったこの日本で、社長は雲間から差し込む一筋の光明であり、暗闇を照らす松明のような存在です。

だから、あなたも私も駒形ファンなのです。

明日も楽しみです。
Unknown (駒形和哉)
2019-12-10 10:11:58
薬機法は5年ごとの見直しです。
5年先の始まりです。

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