医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

毎日ブログを書き続けもうすぐ10年になります。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

回避ぶん動け!

2019-07-12 05:04:07 | 薬局

ちょっとやりづらさを感じる。

 

7月9日の日経新聞に目立たないが「患者の継続指導 薬剤師に義務化」の記事が掲載された。

そこには「服薬状況や副作用の確認」ともある。

そして、何気なく「厚労省、法改正目指す」とも書かれている。

 

記事には「厚生労働省は薬局で働く薬剤師に対し、必要に応じて患者の服薬状況や副作用を継続的に確認し、指導するよう義務付ける」とある。

何だか、あてつけな書き方である。

さらに「服用後に処方内容が適切かどうかをチェックするといった本来業務が不十分といった指摘が多い」とも書かれている。

こういった記事に反論しないのは認めたってことになる。

 

今回の通常国会で医薬品医療機器等法(薬機法)の改正案が流れたが、次の臨時国会では優先的に成立させると書かれている。

早ければ2020年から施行されるともある。

そうなると“流れた”と安心などしていられない。

今からの準備が必要になる。

先週の土曜日と日曜日はそれぞれ異なる会社で、今回の薬機法改正に伴う業務のあり方について研修を行ってきた。

それぞれの会社では、今からの準備の大切さを感じているから、あえて休みの時間を使ってまでの研修だと思う。

その研修で、ちょっと気になる指摘があった。

それは服薬期間中のフォローが、高齢者に注意喚起されている「振り込め詐欺」に間違われないかである。

ここは対応が難しい。

高齢者に上手に説明できるだろうか。

など、いろいろな問題を抱えながらも、私はずっと立ちっぱなしで、ずっと話っぱなしで対応させていただいてきた。(関係ない)

 

唐突にはじめの記事に戻るが、この記事は今から薬局は服薬期間中にフォローの準備をした方がいいとのメッセージじゃないかと感じさせる。

 

その内、その内と思っていると、いつの間にかその内がやってきて焦る。

先日も「地域支援体制加算」に必要な在宅の実績を忘れていたと連絡が入った。

プレアボイドの報告を出したはずが、外れた!

「どうしよう」と相談されてもアウトとしか言えない。

 

どうなるか分からないが「地域支援体制加算」の要件に健康サポート薬局研修の修了者が必要になったらどうする。

健康サポート薬局研修の内容はまさに地域支援である。

これが要件に組み込まれても不思議ではない。

 

その健康サポート薬局研修の開催がないとぼやく薬局も多い。

地域の薬剤師会では開催の予定がないそうだ。

仕方がないので日本保険薬局協会や医薬品卸の開催する研修への参加となる。

その開催地が遠い。

九州では福岡での開催で、鹿児島からは新幹線で往復約2万円必要になる。

宮崎も大変で飛行機での往復となる。

 

危機感がないってことは恐ろしいことだ。

 

 

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2 コメント

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Unknown (駒形ファン)
2019-07-12 17:02:05
危機感の喪失

駒形ファンの大暴走


参議院選の前に薬機法が通らなかったのは?
騒ぎにしたくなかった。薬剤師側からの反発を避けたかった。選挙への影響を最小限にしたかった。さまざまな思惑があったのではないでしょうか?いずれの場合にしても、日薬や薬剤師側の利益は関係のない話です。薬機法改正は急ぐ必要はなかった。2018年度内に通ってしまえば、問題なかったのでしょうが、諸々の問題で遅れ、選挙に近づいたので、上記理由で後回しに。そう考えることもできます。

令和時代は、昭和や平成の時代に将来世代へのツケを回してきた制度に向き合う転換の時代を目指しているように思います。医療制度の問題と解決の方向性は、平成31年4月23日に公開された財政審の資料にハッキリと記されています。2019-2023年までの4年間のうちに現在までの問題点を解決する、あるいは解決への一歩を踏み出すことをしないと、財政破綻あるいは年金破綻か、国民生活の脅威が排除できないと読み取れます。昨今の老後資金問題も、国民への啓蒙活動の一環と考えられます。危機感を喪失した我々国民もまた茹でガエル。しかし、それでは国家が破綻してしまう。金がなくなった日本。高齢者が湯水のように医療介護費を使う、それを支える現役世代。現役世代の疲弊。少子化の深刻化。

流れを変えなければ?
あるいは流れに身をまかせるのか?

財政審の判断は前者。
危機はすぐそこに近づきました。決定された判断を躊躇するゆとりがどこにあるのでしょう?

調剤報酬は大胆に適正化されることが決定事項です。患者のための薬局ビジョンが示された背景は職能団体や各企業のこれまでの方針をほぼ完全否定。患者のためではなかったと、これ以上ない表現を使われた危機を認識せず、迅速な対応を怠ったために大胆な適正化発言につながってしまいました。薬機法改定もね。これを変えると日本が沈みます。2023年までに成し遂げるとすると2020、2022年の2回しか改定がない。大胆と言えども段階的にやるとすると、2020年は相当な改定になると予測できます。何と言っても閣議決定事項だから。

厳しい言葉です。調剤の改革に援軍は来ません。これがこれまでの調剤薬局への評価で間違いありません。これは危機です。そしてこの危機は危機感を喪失した結果です。調剤バブルの甘い蜜は麻薬効果を発揮したと後ろ向きに考えられます。生存に必要な基本性能が失われていたわけです。外から自分たちを見る、調剤室から外へでることが必要でした。生きて活かされるためにね。他業種からの厳しい意見に真摯に耳を傾けるべきでした。「こっちだって大変なんだ!」一方的な意見では地位向上が計れませんでしたね。駒形社長が体験されたように、揉まれないといけなかったのでしょう。調剤報酬という制度に護られ、調剤室の中に閉じこもり、電話で言いたいことだけ疑義紹介。相手の事情は?面と向かって会話なし。これは対人業務とされなかった。医療の基本は対人。海外の薬剤師は対人業務が多い。どうしてこうなった?何がここまで大きな間違いを作った原因なのか?これを徹底的に調査する必要がこの業界の職能団体に必要であることは間違いありません。問題がなく、全ての人が満足しているなら問題提起はそうそう起こらない。感謝でなく怒りが表現される理由がある。それを解決する。それをしてようやく次の世代につなぐことができます。

もはやこの流れは変わらないとみて、危機感を感じた者のみが生き残るとみて良い状況でしょう。今のままを望む者には援軍はこず、Dgsや他業種の処方箋侵略が勢いを増すわけです。M&Aの動向にその兆しはでていますよね。だいぶ先のことならそうはならない。業界再編、業界の境目がなくなると予測されている。日医は間違いなく調剤報酬を切り崩しにかかります。これまでとは本気度が違う。畳み掛けにかかっています。日医が提唱することが実現化したら、これまでの院外薬局は、極端な話存在できないですね。それが日医の狙いだから。敷地内薬局が着実に浸透深行している背景は日医の院外薬局適正化活動を後押しする実績となっています。


生き残りのヒントは駒形ブログにある。
駒形社長の言葉は親切心に裏付けされている。
駒形社長は会社をむしゃぶりつくすタイプではない。安心して任せられる。
中小薬局経営者の皆様、はっきりいって並大抵の努力と財力では生き残れないですよ。頭脳と経験をもってますか?これらがないのなら駒形社長と契約したほうがいい。
毎朝のブログに感謝しつつ、来年度のお沙汰が下される時に備える。いまのところこの方向性が限定的な成功パターンの一つではないでしょうか。


口先だけの「地域によりそう」とかそういう企業理念ではやっていけない時代です。週刊誌をはじめメディアと世間はすでに「処方箋がほしいんだろ?正直にそう言えよ」そんなところまで来てます。見透かされちゃってます。おしまいです。時代は薬局に本気の医療への貢献が求めています。しかし、この意見には薬局業界から反発意見が大半なのはわかっています。駒形社長のご苦労をお察しします。だけど、それ故に大淘汰、大胆な適正化が可能であると国が判断しているとも考えられます。国の言うことに従わないのであれば、制度から退場。あれ?どこかで聞いた言葉だな。そう、調剤薬局に授ける支払い側の言葉はもはや厳しさを増すばかりです。


余裕がなくなったら本音。お金がなくなったら生活優先。
令和のはじめはこんな感じで進んでいくのでしょう。

危機感を喪失した業界の考えている未来は考えてたものより厳しい
Y本会長の顔色を見てごらんなさい。あの方は、背負ってしまうのです。失うもののほぼ全ての責任を。淘汰時代に過去を振り返って、薬歴未記載問題への対応などをミスったのは誰?責任は?となったらY会長になりますよ。

甘い考え、口先だけの綺麗事、身内だけの評価
生き残る企業はこれらとは無縁なのでは?

今年は特別な年
毎朝の駒形ブログから目が離せない。日経上中下から学んだ駒形ファン。

仕事があることは当たり前ではない。
仕事があるってありがたいですね。
明日も楽しみです。
遅くなりました! (駒形和哉)
2019-07-15 18:06:07
相変わらずの力作ですね。
ブログの書き込みを交代して欲しいくらいです。

ただ、Y本会長を選んだのもA倍首相を選んだのも自己責任です。
勝手になったわけではありません。

私に何かできるとは思いません。
私の考えがすべてだとももちろん思っていません。
もっと自分たちのこととして声を上げるべきだと思います。

あまり持ち上げないでください。
豚もおだてれば木に登るタイプです。

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