医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

お知恵を拝借!

2008-04-16 09:33:56 | 薬局
施設での薬の扱いは、介護者が中心となって入居者ごとに管理されています。
入居者が直接医療機関に行く場合は、家族が又は施設の介護者が付き添います。
診察が終わると、当然ですが処方箋をもって調剤薬局に行きます。
また医師が施設に訪問診察としてくる場合も多くなっています。
その場合でも処方箋として調剤薬局を経由して、施設に届けられるケースが多いと思います。
どちらにしても薬なしでは高齢者の健康維持は難しい現状です。
そこで、この薬ですがどの様な状態で施設に持ち込まれるのでしょうか。
最近は、ほとんどが1包化になっています。
ここまではありがたいサービスです。
しかし、施設ではここからが薬の管理です。
患者ごとに服用時点に分類し、日にちごとに振り分けます。
その日の分が入居者ごとに分かるように箱に整理するなど工夫されています。
飲み忘れは施設の責任問題に発展する可能性があります。
介護者にとっても緊張する作業です。
薬局の都合で夕方の配達になると、この作業で1~2時間の残業となります。
介護者は残業を望んでいません。
もちろん経営者も望んでいません。
早く帰りたいが、雑に出来ることではありません。
これからますます居住系施設への在宅対応が増えていきます。
何か施設の介護者が安心して薬の管理が出来る提案はないのでしょうか。
あらかじめ入居者ごとに整理してお届けできる便利ツールはないのでしょうか。
薬剤師の知恵が求められています。
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