医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

毎日ブログを書き続けもうすぐ10年になります。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

大きな漏れ

2019-06-10 05:24:42 | 薬局

改定前だから…。

 

薬歴の改ざんが発覚した。

詳しい事は分からないが、個別指導での自主返還の被害を低くしようとしたらしい。

薬歴に未記載があり自主返還を避けるために追記したようだ。

新聞などの報道によると1万5,300件ほどを244件として報告した。

その結果、本来なら660万円の返還を約10万円に抑えて報告したらしい。

これはまずい。

そしてやり過ぎである。

 

しかも本社からの指示があったようだ。

これこそが薬機法改正の議論に上がっていたガバナンスに関わる重大案件である。

関与させられた薬剤師は6人だそうだ。

薬剤師と言えども雇われの身である。

改ざんしろと言われると従うか、去るしかない。

中でも管理薬剤師の責任は重く問われる。

この処分も気になるが、当然のこととして開設者の責任が大きい。

 

個別指導を受けた人はわかると思うが、厚生局から事前に30人の薬歴を持参するように連絡が来る。

その30人分の薬歴に不備や記載漏れがないかを徹夜でチェックする。

その作業は大変である。

その後のことは、それぞれの会社の考え方だから何とも言えないが、それなりに対応していると思う。

その対応がまずかった。

これは内部告発がなければ分からないシークレットじゃないだろうか。

今回は理不尽な改ざん作業を夜中までさせられたようだ。

通常なら不満が出る。

この不満を上手に対応したら…って問題じゃない。

 

どうも報酬改定の前の年は問題が発覚するような気がする。

2016年改定前の15年は無資格調剤があ入り、薬歴の未記載が発覚した。

2018年では17年にハーボニー偽装事件、処方箋の付け回しがあった。

今年の始めに出てきたのが研修シールの転売である。

これによって管理薬剤師を配置し「地域支援体制加算」の算定があったとかなかったとか。

セミナーで、次があると予測していた。

当たり!

今回の発覚は大きい。

まだ中医協の審議が本格的に始まっていないので、8月くらいまでに次がありそうで怖い。

 

昨日は、ある大手の一日研修だった。

さすがに

 

 

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3 コメント

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Unknown (灯火)
2019-06-10 06:52:48
先日、薬剤師仲間が薬剤師に未来はないから!と言って別事業を立ち上げる決心をしたみたいです。
なんか、、、、何も言えませんでした!!!
止める事も出来ず、、、、
いろいろ考えさせられる30代の薬剤師です!
僕は半分になろうが薬局頑張ります!!
Unknown (薬剤師)
2019-06-10 21:58:16
いつも先生のコメントから力頂いてます。

認定薬剤師不正、薬歴、自らの落ち度は認めて返戻は、当然。

地域支体制加算、一人薬剤師には皆無ですが、
冷静に算定条件必要です。不正なんてまだまだ?
雨降って・・・ (駒形和哉)
2019-06-12 04:03:11
医薬分業は成り立ちから少し歪んでいたように思います。
その歪みを何とか矯正しながら前に進みませんか。

薬剤師に未来はあります。
まだ見えていないだけです。

一緒に”本物の薬局、本物の薬剤師”を探す旅に出ませんか。

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