医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

寒い朝

2013-12-29 06:15:23 | 薬局
よって、たかって…。

政府の規制改革会議にある「規制改革ホットライン」に、「薬剤師の員数に関する規定の統一」や「遠隔診療における遠隔服薬指導および調剤薬剤の民間搬送の可能化」などが挙がっている。
先ず、「規制改革ホットライン」とは、内閣府に設置された規制改革会議に対し、環境や技術変化に対応した規制改革をタイムリーかつ着実に進めるため、広く国民や企業等からの提案を受け付ける仕組みである。
ここに先ほどの提案があった。

薬局では処方せんが40枚に薬剤師1名の設置があり、それを超える場合は1名ずつ増やす必要がある。
ところが病院外来は75名に1名となっている。
さらに診療所には何人外来がいても規定がない。
外来の調剤業務は基本的に同じであるはずにも拘らず、員数の規定に差があるのがおかしい。
確かに、言われてみればおかしい。

「薬局及び一般販売業の薬剤師の員数を定める省令」の第1条に「40枚までを1名とし、それ以上40枚またはその端数を増すごとに1を加えた数とする」となっている。
それ故に、処方せんが40枚で薬剤師1名必要だとなるが、これは薬局の開設にかかわる決め事である。
この40枚を超えて調剤を行った場合はどうなるのか。
調剤による報酬は40枚の規制などない…はず。
だから薬剤師が1人で何枚もの処方せんを調剤しても何らペナルティーはない。
ここにメスが入ると、減算なんてことになるかもしれない。

また、遠隔診療に対する部分はスカイップなどでの服薬指導や電話でも可能にしてはとなる。
出来た医薬品は宅配でも構わないととれる。
どこかが意図的に提案しているのではないのか。

この他にも保険者と一部の薬局で始まっているレセプトの直接審査・支払いを推奨する動きもある。
また、漢方やビタミン剤などの「処方箋医薬品以外の医薬品」の自由販売などもあるそうだ。

薬局を取り巻く環境はかなり変化を強いられている。
こんな分析を来年もやっていこうと思う。

いつもどう言うわけだか4時半ころに目が覚める。
雪が降っている時は外が明るく感じる。
今朝は、その明るさを感じた。
案の定、雪が降り続けてかなり積もっている。
雪かきはつらいけど、意外に好きな作業だ。
家の周りがさっぱりとして気持ちがいい。
片づけた雪が家の横に高く積みあがる姿も心地よい。
すでに高いところは1mを超えている。

今年も残りわずかとなった。
昨夜で、最後の忘年会を終えて明らかに胃腸の調子がおかしい。
おなかも前に出っ張っている。
久々に会った友人が胃がんの手術をしたと聞いた。
ふと、若くはない自分の体を思う。
あまり無理をさせてはかわいそうだ。
気が付かないうちに酷使していることを反省する。
あと3年は頑張らなくては。




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