政治の世界は魑魅魍魎(ちみもうりょう)とした伏魔殿(ふくまでん)のようだ。
そんな表現をして辞めていった大臣がいたような気がする。
魑魅魍魎とは私欲のために悪だくみをする者のたとえだそうだ。
そして伏魔殿とは陰謀や悪事などが絶えずたくらまれる場所を指す。
現首相が突然の辞任表明で政治が動いた。
その動きは国民にとって蚊帳の外である。
選挙をするようだが出来レールありありな感じになりつつある。
絶対に首相にしたくない候補者がいるようだ。
その人が首相になると何か困ることが起きるのか。
なぜ人気がないのか考えてみた。
顔が怖いからなのか。
話し方がいやらしいからなのか。
態度がでかいからなのか。
いろいろ考えるがわからない。
でも、何となくわかる気がしてきた。
現首相が闇に隠そうとする”かけもり疑惑“や”桜の会“など胡散臭い問題がある。
新首相が掘り起こす可能性があるからだ。
国民としては掘り起こして欲しい。
”ならぬものはならぬものです“
最も有力な候補者は「すでに終わった問題」と発言している。
終わらせていいのか。
上記の問題は司法をつかさどる検察庁まで及ぶ。
どこの世界に賭けマージャンをとがめない組織があるのか。
それらに関係した民間人はそれなりに懲戒処分を受けているが、なぜかしら検察庁の関係者はお咎めなしで、中には更なる出世をしている。
そんな忖度にしか配慮できない政治家に、この国を任せていいのだろうか。
残念ながら対抗する野党に期待など持てない。
考え方がバラバラな烏合の衆のようだ。
政治には全く興味などない。
なる様にしかならないし、なったように対応するしかない。
ただ醜い人間関係には少し興味がわく。
野次馬だ。
首相の権限は大きい。
社会保障費の中で食っている薬局にとって、政治がどうなるのかに気を配る必要がある。
今までは日本医師会の会長の政治力で診療報酬改定も乗り切ってこられたと思う。
にもかかわらず自分の努力のように見せかけてはいけない。
実力は後支えがなくなった時に初めて発揮される。
どう考えても国のプライマリーバランスは悪い。
プライマリーバランスとは歳入(税金など)で入ってきた財源内で、歳出を賄うことで、国債などの借金をしない運営である。
その点から考えると歳出の最大課題は社会保障費の削減であり、中でも医療費の抑制となる。
医療費の中でもパワーバランスから調剤医療費の大幅抑制となる。
もちろん薬価引き下げも大きい。
首相が代わって社会保障のどこまでメスを入れるのかで、その政治家としての力量が問われるような気がする。
首相は誰にもスガれない孤独と戦うしかない。
でも、正義を正すために岩をも砕く勇気が必要で、まずは石を破ることから始めてはどうかと思う。
世の中を救うのはリボンの騎士だ!
昨日から博多に入った。
予定では7日に脱出する。
どうなるのか乞うご期待!