医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

毎日ブログを書き続けもうすぐ10年になります。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

握力、脚力

2019-11-12 06:28:32 | 薬局

備えておきたいひと品がある。

 

日本サルコペニア・フレイル学会はサルコペニアを診断する新たな基準を作ったと発表した。

サルコペニアの予防に向け、診断前に測定などで疑わしい人を判断する予備テストである。

その基準は2つあり、どちらか一方でも当てはまるとサルコペニアの疑いがあるとなる。

1つは握力テストで男性なら28キロ未満、女性は18キロ未満だとダメ!

もう1つはイスからの立ち上がり5回にかかる時間が12秒以上だそうだ。

どちらもテストは簡単に行える。

このブログでも紹介したと思うが、ある薬局で地域の人を集めての「健康教室」の開催を行なっている。

集まってくる人は概ね70歳以上で、共通した悩みに転倒がある。

転倒の怖さを知っているようだ。

今回のテストは薬局で簡単にできるサルコペニア予防になる。

ここでの発見から受診勧奨につながる。

握力と脚力の強化から患者と薬局の関係強化が図れる。

 

そこで薬局に必要となるのが握力計である。

値段を調べると2,500円くらいからあるようだ。

安いものだ。

各薬局に置きたいひと品である。

それと同時にストップウォッチかタイマーも必要じゃないだろうか。

こちらはイスへの立ち上がりを測るためだ。

もちろん今どきの若いスタッフはスマホで対応できる。

その使い方も教えることがコミュニケーションになる。

 

高齢者にとって転倒は命取りになる。

まさに“転ばぬ先の杖”が大事だ。

また自宅内での転倒も危険である。

住宅改修は転んでからでは遅い。

自宅内での事故死で転倒が原因となっていることが多い。

こんなことも調べて薬局内の壁新聞にすると患者が興味を持ってくれる。

 

我が家の老婆は一昨年の2月に亡くなった。

その老婆が愛用していた手すりや階段の滑り止めなどは、いまでは私の欠かせない優れものとなっている。

あると当たり前だが、なくなると不安になると思う。

薬局からのメッセージとして上手な活用が望ましい。

 

 

 

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