医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

毎日ブログを書き続けもうすぐ10年になります。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

大リーク

2019-08-16 05:24:57 | 薬局

上手なリークが始まっている。

 

日経新聞は政府がやろうとすることを、先取りして記事にする。

まるで政府からリーク情報の指示が出ているかのようだ。

昨日の新聞でも「社会保障費 1200億円抑制」の見出しが出る。

「自然増4000億円台に 財務・厚労省調整」とある。

はっきり言って、そうなると以前から私のブログには書いていた。

厚生労働省からの自然増の5,300億円が出され、それに続いて財務省から5,000億円以下にしたいとなり、さらに薬価等で500億円以上の引き下げが記事として出る。

この段階で4,500億円までが何となく見えてくる計算になる。

 

新聞によると現時点での費用の主な削減策は、薬価の引き下げと高所得の会社員が負担する介護保険料の引き上げらしい。

薬価の引き下げは分かるが、介護保険料の引き上げは社会保障費の抑制になるのか。

これはまわり回って削減になる。

介護保険料が増えると協会けんぽへの国の補助金が減る。

結果として社会保障医が削減できる。

これってなんかおかしくないのか。

大企業などの高所得の会社員の保険料の引き上げが、中小企業などの保険料に回されることになる。

本来の保険の仕組みじゃないと思う。

ただこれで700億円の削減を見込んでいるようだ。

当社は協会けんぽなので大きな声で不平など言えない。

 

こうなると残りはどうなるのかと疑問が残る。

2020年に改定になるのは薬価と診療報酬である。

診療報酬は中医協の審議を経てからが原則なので現時点では勝手な発言は出来ない。

が、そうは言っても予算編成は急がなきゃならない。

我々の知らない、見えないところで鉛筆をなめなめ調整されている。

簡単にシミュレーションなどできない。

 

この他にもカギを握るのが高齢者の負担増である。

選挙が終わったのでどうなるのか分からない。

シルバー民主主義は終わった。

また、先日もブログに書いたが「小さなリスクは自助」もあり得る。

スイッチOTC薬などは保険から外れることも想定される。

この効果は意外に大きい。

 

医療制度改革は待ったなしの状態にまで追い込まれている。

そこで調剤報酬もどこまで現状維持が可能か。

言うべき事は主張して、改善すべきは速やかに行いたい。

主張も改善も提案が見えなきゃ動けない。

 

そして時間がない。

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