医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

毎日ブログを書き続けもうすぐ10年になります。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

骨折しない骨

2019-07-19 06:17:01 | 薬局

骨太の方針には「骨」がある。

 

今年の「骨太の方針」に「マイナンバーカードの健康保険証利用を進めるため、診療時における確実な本人確認と保険資格確認を可能とし、医療保険事務の効率化や患者の利便性の向上等を図り、2021 年3月から本格運用する」とある。

これによってどれだけの人がマイナンバーカードを作成するのだろうか。

個人がカードを作っても受ける側の医療機関や薬局の体制がどうなるのかで変わる。

先日、キャッシュレス化や電子処方箋、マイナンバーカード対応などのかかる費用を気にしている経営者がいた。

確かに、矢継ぎ早に出されるICT化への対応は小薬局にとって厳しい出費になる。

 

「全国の医療機関等ができる限り早期かつ円滑に対応できるよう、2022 年度中に概ね全ての医療機関等での導入を目指し、医療機関等の読み取り端末、システム等の早期整備を十分に支援する」としているが、全てを補助金などで賄えるはずもない。

持ち出しは必須となる。

 

マイナンバーの隠された目的がありそうだ。

ネットを調べてみると「住民票を有する全ての方に1人1つの番号を付して、社会保障、税、災害対策の分野で効率的に情報を管理し、複数の機関に存在する個人の情報が同一人の情報であることを確認するために活用されるもの」とある。

これでも何だか分からない。

ともかく国はマイナンバーカードの普及に力を入れている。

求人紹介や雇用保険の手続きでハローワークを利用する時に必要な「ハローワークカード」など各種証明書類を一体化する。

障害者手帳や処方薬の履歴を記録する「お薬手帳」も2021年には統合する予定らしい。

ますますもってマイナンバーカードの必携が強要される。

 

そのお薬手帳であるが2021年10月から、カードに搭載されたICチップで個人認証するとネット上で自分の服用歴が確認できる。

複数の医療機関からの薬も管理できる。

これによって重複投与なども管理される。

となると、今厚生労働省がお勧めしている「電子版お薬手帳」はどうなるのか。

このブロブにも何度も書いているが電子版お薬手帳の”お薬手帳”の機能から健康維持機能のアプリに変化するのではないだろうか。

国が推奨すると言うより薬局の会社が患者の囲い込みツールとする。

そんな気がする。

だから急いで導入しなくてもいいと言い続けてきた。

 

時代のスピードが速すぎる。

付いて行けない高齢者になりつつあるのが寂しい。

やっとクレジットカードとスイカ、エディーが使えるようになったばかりなのに。

 

それにしても気になるのが「骨太の方針」である。

何と言っても閣議決定事項である。

現内閣が継続される限り粛々と実施の方向で動き出す。

まさに「骨」が出来つつある。

 

今日から東京でHSEセミナーである。

当社の「骨」もしっかりしてもらいたいものだ。

 

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