医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

毎日ブログを書き続けもうすぐ10年になります。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

まさかの油断

2019-05-11 06:06:57 | 薬局

薬を飲み始めるきっかけは?

 

還暦を迎えて思うのは、「まさか自分が」である。

まさか自分が血圧の薬を飲むようになるとは思ってもいなかった。

45歳ころは、まさかこれが”離せばわかる40代”なのかであった。

老眼など縁がないと思っていたが、ホテルでクレジットカードのサインを書く時に、自分の書いている字がぼやけて見えない。

でも、離すと見える。

 

何だかいつまでも二日酔いが治らないと思っていた。

頭が痛いのである。

何かすっきりしない。

インフルエンザワクチン接種のためにクリニックに行き、何気なく待合室にあった自動血圧計に腕を入れて測ってみた。

あらら。

何と最高血圧が180mmHgもあり最低血圧も忘れたがかなり高かった。

しばし唖然と、信じられない。

しばらく放置していたが、たまたま訪問した薬局で測ると同じように高い。

これはかなりやばい。

 

年末に入り知り合いのクリニックにご挨拶に出かける。

そこで何を思ったのか婦長が「それでは血圧を測りましょう」と言って、頼みもしないのに測ってくれた。

「あらあら、駒形さん血圧が高すぎですよ」と言われ、医師の診察で投薬を受けてしまった。

これが始まりである。

ある面ではお陰様だった。

 

中医協の資料に初診時に自覚症状がなかったとする患者の数値が示されている。

それによると糖尿病の約53%は自覚症状がなかったようだ。

確かに、自覚症状が分かりづらい。

分かりづらいと言うよりわからない。

自覚症状がなく受診によって診断された人が高血圧症では約45%、心疾患では約32%、脳血管疾患になると約27%となっている。

腎不全では約40%が気付かずだったようだ。

これらは早期発見で、それなりの治療効果があったと思う。

 

これからの薬局の大きな役割として、処方せんを持参する患者への対応だけではなく、地域に向けた健康への啓蒙や早期発見に向けた情報発信が大事じゃないかと思う。

それはある面での「健康サポート薬局」のあるべき姿である。

要件を揃えて届け出ることが目的ではなく、本当の意味の”健康サポート”が望まれる。

 

小さな活動から始めたい。

先日、小さな薬局で健康教室のお手伝いをしてきた。

準備不足もあったが集まってくれた地域の人は4人だった。

でも、1時間半もお付き合いいただけた。

私も30分の健康漫談をご披露させていただいた。

帰りには参加者から感謝のお礼も聞けた。

 

その内に、地域の会館で出来るようにやり続けたい。

継続は力なりと信じて。

コメント (2)