医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

毎日ブログを書き続けもうすぐ10年になります。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

薬剤師の葛藤

2019-05-10 06:16:30 | 薬局

夜明けが遅い。

 

長い連休を札幌で過ごすと夜明けの早さに慣れてくる。

いつも目が覚めた時の外は明るかった。

調べてみると5月10日(今日)の札幌の日の出時間は3:46である。

今朝、いつものように目が覚めるとまだ暗い。

時間をみると4時である。

広島の日の出は4:45であった。

ここに約1時間もの時差がある。

何となく生活スタイルも同じではないと実感させられる。

 

昨日の「薬局経営研究会」でも、薬剤師以外の者による調剤業務のあり方で盛り上がった。

今回の0402通知と呼ばれる「調剤業務のあり方について」は4月2日に出されている。

この通知が出る前に議論があった。

ある国会議員から厚生労働省に向けた質問状である。

残念ながら、ただいま出張中にて資料が手元にないが、その時の議論は処方箋本体での調剤業務ではなく、処方箋に準ずる「薬局内調剤指示書」による調剤業務だったように思う。

この件については、既にこのブログでも取り上げている。

いつかは思い出さない。

 

そこにはかなりの業務が薬剤師以外の者で可能ではないかとしている。

ただ今回の課長通知(0402通知)とは、ちょっとニュアンスが異なる。

それは「薬剤師が指示、最終監査をする条件の基に」は同じだと思うが、実務的にと示された内容に「処方箋に記載された医薬品」となっている。

そして「(PTPシート又はこれに準ずるものにより包装されたままの医薬品)の必要量を取り揃える行為」がカッコ書きで例示されている。

これは受け取りようによっては、薬剤師以外の者が「処方箋」に従ってとも解される。

要は何が言いたいのかというと、薬剤師以外のものが処方箋を使って行う調剤業務としての範囲ではないかと、勝手な拡大解釈ができるかもしれない。

処方箋を使わずに薬局内調剤指示書ならどこまで可能かとなる。

こんな事を書くと叱られそうだが、何事も“蟻の一穴”は大きい。

 

そんな大胆な想定から薬剤師以外の者による、処方箋ではない薬局内調剤指示書なら一包化のバラマキは許されるのか。

調剤機器による全自動は良くて、人はダメなのかの議論が浮き上がる。

もう一つの議論がで薬剤師以外の者が行った一包化は信頼できるのか。

それを監査した薬剤師は責任を持つのか。

でも、自分ではない薬剤師による一包化なら責任が持てるのか。

 

また、薬剤師として調剤が出来なくなることへのプライドはどうなるのか。

など、薬剤師としての調剤業務に対する夜明けにはまだ時間がかかりそうだ。

 

夜も明けて外はいい天気だ!

 

 

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