見えない自分が情けない。
セブンイレブンの新しい店舗の入り口が、店の真ん中になっていたことに気が付いているだろうか。
これは大いなる挑戦じゃないだろうか。
店舗の詳しい説明をするよりも興味をもった人は探して行って欲しい。
そこから何を感じることができるだろうか。
正直なところ今までのありように慣れ過ぎているせいか使いづらさを感じてしまった。
共稼ぎの深夜帰りの客や高齢者を取り込む狙いがあるそうだ。
そのせいか冷凍食品や総菜関係が多く陳列されているようにも思う。
入口がレジの真正面にあるのは強盗や万引き予防らしい。
また、イートインスペースの確保も今どきらしい。
入口が真ん中に来たために雑誌類のスペースが小さくなっている。
これは雑誌類の販売が下がっているからだそうだ。
はっきり言って買いづらさを感じる。
飲み物は入って右の壁際にあり、惣菜弁当などは左の壁奥になる。
店を横断しなければならない。
ただ、飲み物の近くには中華まん、おでん、フライヤー、コーヒー、ドーナツといった多くのカウンターフードを提供するスペースを設けている。
さて、皆さんの感想はいかがだろうか。
小売業は常に顧客ニーズに応じて変化している。
薬局はどうだろうか。
今の店舗レイアウトは何年も前からそのままになっていないだろうか。
コンビニの王者でさえレイアウトを替える時代である。
もしこの挑戦が成功したら他のコンビニも入口が真ん中になるだろう。
常に、セブンイレブンは新しい企画に挑戦している。
だから1店舗当たりの売上が常にダントツ1位を保っている。
かかりつけ薬剤師の制度が始まって、何気なく気付かされているのが、厚生局が求めるかどうかわからない企業としての「地域活動」への動きである。
健康教室や認知症カフェ、子ども食堂などいろいろある。
これによって薬局のイメージが少しずつ変わりつつあるような気がする。
特に動きを感じるのがドラッグストアかもしれない。
ドラッグストアにしてみると、ある面での客寄せ企画なのかもしれない。
その結果なのか処方箋売上が好調である。
中小薬局も頑張っている。
6月1日から1週間続けられている「薬局に行こう!ウィーク」がある。
これを企画し全国的な動きに育てているスタッフに称賛する。
何かが変わる。
変化は常に若者から始めるような気がする。