医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

毎日ブログを書き続けもうすぐ10年になります。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

俺の方が詳しい

2015-10-12 06:32:35 | 薬局
始めから出てれば問題ない。

先日の中医協では後発医薬品の銘柄指定が2013年度は22.8%だったのが2014年度には44.8%と2倍になった。
これに対して支払い側からの意見で「異常事態」と表現された。
この変更不可の理由が「患者の希望があったから」「特定の銘柄以外の後発医薬品の品質(効果や副作用を含む)に疑問がある」からだそうだ。

本当に患者の希望があるのだろうか。
患者が“とっとちゃん“や”高橋秀樹“、最近は見かけないが子供が出て来るコマーシャルなどから指名するのだろうか。
あり得ない。
これこそ国民にアンケートを取って「後発医薬品の銘柄を指名しますか」と聞いてみたいものだ。
日本薬剤師会で調査したらいい。

もう一つの理由が特定の銘柄以外は信用できないである。
確かに、効かないような気がする後発医薬品もあるかもしれない。
知り合いからいただいたボルタレン錠は私には効かなかったと思う。
それにしても銘柄指定はないだろう。

ある病院ではどういう訳か関連の薬局を持っている。
どの様に許可を取ったのかは分からない。
この系列は全て薬局を持っている。
そしてこの医療機関から出される処方せんの薬は後発医薬品で全て銘柄指定だ。
しかもその銘柄が通常の医薬品卸では扱っていない。
極めて流通が少ないレアものである。
ここからの処方せんが来るとギブアップとなる。
その関連の薬局に小分けを頼むと、これがまた面倒な仕組みとなっている。
先ずは薬局の登録が必要で、薬を分けてくれるが取りに行く時間を指定される。
確かに忙しい時間帯に煩わしい小分けなどやっていられないのもわからないでもない。
明らかに厭味ったらしい。

結局、患者は「そんなに待つなら門前の薬局で薬をもらいます」と処方せんを持って帰ってしまう。
後発医薬品の銘柄指定を上手に使った患者の囲い込みである。

さて、支払いが側の「異常事態」に対して、日医側は「後発医薬品の銘柄指定は医師の処方権だ」と強く主張した。
医師が後発医薬品なら何でもよいと考えているのではなく、責任をもって銘柄を指定しているそうだ。
何でも主張すればいいってもんじゃない。
ごり押しもここまで来ると面倒な人と評される。
ある意見では44%の医師が生物学的同等性を疑う後発医薬品自体が問題だとして厚生労働省に噛みつく。
誰が調べたのか知らないが生物的同等性に問題があるなら認めた厚生労働省の責任は重い。

諸外国では少なくても70%、多い所では90%以上の後発医薬品使用となっている。
なぜ日本だけが問題になるのか。
日本の後発医薬品の質が悪いのか。

それとも医師の医薬品に対する知識が不足しているのか。
ところで医学部における6年間で医薬品に関する講義は何時間受けているのだろうか。
半分バカにされている様な感じもする薬剤師だが、少なくとも4~5年は薬の勉強をしているはずだけど。

たまには「お前らより薬は詳しい」と恫喝ぐらいして欲しい気もする。

先週の土曜日から札幌に戻っていた。
明日の朝一番で東京に戻る。
さすがに札幌は寒い。
この時期特有の”雪虫”がふわふわと飛んでいた。
初雪が来るのも近い。






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