医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

あなどれない老人力

2014-11-18 06:00:06 | 薬局
おとりよりネットワーク

我が家の老婆が自らショートステイを探してきた。
誰に聞いたのか温泉付だそうだ。

毎月行っている東京でのHSEセミナーも来月は第60回を迎える。
お陰様で思いのほか好評で、それなりの高額にもかかわらず毎回30数名が全国から集まってくれている。
私のとっては命をつなぐ参加者である。
そのセミナーであるが毎回札幌から家内が手伝いに来る。
実際には手伝いになっているかどうは疑問だが、懇親会ではかなり実力を発揮しているようだ。
参加者が比較的若いせいか熟女と会話が安心するらしい。

その彼女が東京にはせ参じるには札幌の自宅で老婆のお世話が必要になる。
いつもは3時間ほどかけて姉が来てくれるが冬場は交通機関が怪しくなる。
そこで、何とかショートステイに2~3日滞在して欲しいと頼んでいた。
その甲斐あってか10月にやっと初めてのお泊りをしてくれた。
帰ってくると愚痴が次から次に。
でも本人も半分仕方ないとあきらめたようだ。

12月のHSEセミナーも万全の講師陣を揃えている。
もちろん懇親会にも力が入る。
ここぞとばかりに家内も張り切る。
がしかし、留守中の老婆が心配である。
ところが何を思ったのか自分からショートステイに行ってもいいと言い出した。
何でも友人に聞いてそれなりに納得できる施設を探したようだ。
意外におそろしい“おとしよりネットワーク”である。

浅草橋の事務所には毎週水曜日に掃除に来る73歳の女性がいる。
この女性は私が住んでいる錦糸町方面の近所の人である。
先日も、部屋に電気が付いているのを見つけて携帯メールの着信音が鳴った。
「これから飲みに行くんだけど一緒に行かない」とのお誘いである。
気が進まないが断る理由もない。
重い腰を上げて出かけると、もう一人71歳の女性も一緒だった。
その二人に囲まれて酔いが早いお酒を飲んできた。

話はそんな事じゃない。
要は、通信手段が手軽になっている。
自分さえ積極的になると、どんなことでも聞ける時代だ。
この“おとりよりネットワーク”を上手に活用する方法はないものだろうか。

先日、ある薬局で私が提案する「日帰りツアー」を実施した。
参加した皆さんが大満足だったそうだ。
ツアーの終わりに「処方せんが毎月100枚以上増えたらまた企画します」と冗談で言ったそうだ。
するとバスから降りた参加者(おばちゃん)が数人集まって、真剣に100枚増やす作戦が始まったと聞く。
ありがたいこっちゃ!

今日はこれから長野県の松本に出かける。
野沢菜が美味い。
実は、日本酒も美味い。
もちろんそばも美味い。

また、肥っちゃいそうだ。




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