医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

考えてみよう

2012-07-18 04:32:18 | 薬局
どうなることか。

この国は多くの問題を抱えている。
何となく決まってもいないのに消費税問題は小沢の乱で嵐が通り過ぎたような気配を感じる。
中身の詳細は既に関係省庁にて煮詰めているだろうが、何せ正式に決まっていないのだからうかつに公表できない。
従って、準備もままならない。

最近のマスコミを賑わしているのは原発問題だろうか。
こちらはうそで固めたれた砂の牙城の様な物で、次から次にと安全神話が崩れている。
それでも国の首相と言えども一個人が安全の保証をしても納得などいかない。
原発の再稼動をしなければならない本当の理由を聞かせて欲しい。
さらに、あまり大きく取り上げられていないが年金問題も大きい。
就業者人口が確実に減少している。
そして年金受給者は、ここ15年は確実に増加することが分かっている。
誰かが現状を正直に発表して、制度の大幅な見直しが必要となる。
その時はきっと大変なことになることが予想できる。

未だ決まっていない消費税率10%であるが、既に次なる増税があることを匂わせている。
これから決まるであろう消費税の8%、10%はなぜ短期間で2段階にしなければならないのか。
政治家は決めるのは勝手だが、それを受け止める現場は混乱する。

さて、その消費税であるが何となく影響することはわかる。
医薬品の購入に対する消費税分が増えるのは理解している。
問題は8%、10%になった時に、それに見合う価格交渉が出来るのかどうかだ。
今の段階で結論は出せないがかなり難しいと予想できる。
また、薬局で使っている調剤機器やレセコンなどのリース物件はどうなるのだろうか。
契約時点では消費税を含んだリース料率になっているような気がする。
聞くところによると、消費税が導入前に契約すると現状の5%でいけるらしい。
これから調べてみるが、いつまでの酷使しているリースアップした古い物件を新しくするチャンスになるかもしれない。
また、薬局などの店舗家賃はどうなるのか。
私の記憶では消費税分を含めて支払っている様な気がする。
ここはそれなりに大きな金額なので消費税の負担も大きい。
大家が非課税業者なら家賃の値上げに対する交渉の余地は大いにある。
この他にも紙などの消耗品の実質値上げもボディーブローの様に後から堪えてくる。

今必要なのはそんなシミュレーションではないだろうか。
消費税は確実にやってくる近未来だ。
最近、セミナー先で仲間が寄せ集まって“スイミー作戦”を提案している。
既に、いくつかに地域で声掛けが始まりだした。
日頃見えていない問題や、小さくてもささやかなスケールメリットを享受できる仕組みが欲しい。
世の中が不安定なだけに変化も大きい。

小魚が集まると大魚に見える。
これが“スイミー作戦”だ。
このときに大事なのは“スイミーの目”だ。
地域をまとめられるリーダーが求められている。

今朝の札幌は快晴のようだ。
もっとすんだ空気を吸っていたいが飛行場に向かうバスの時間が迫っている。
では、情報の坩堝の東京に戻るとしよう。


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