医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

毎日ブログを書き続けもうすぐ10年になります。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

ポイント付き

2010-11-06 08:43:30 | 薬局
ついに出た!

たまに札幌に戻り地元新聞を見ると全国とは異なる発見がある。
今回は「調剤支払いにポイント」の見出しだ。
「1%分 道内は55店で実施」とある。
北海道から全国に躍進しているドラッグストアの「ツルハ」が11月から、調剤の支払いでも自社カードにポイントを付けるサービスを開始した。
なんでも厚生労働省が10月上旬にポイント付与を認める判断を下したとある。
知らなかった!

ポイントは100円につき1円分となっている。
このポイントは次回以降の買い物に使えるらしいが、調剤の支払いは値引きになるため使用できない。
新聞からの内容なので詳細は分からないが、ポイント付与の段階で既に値引きではないのか。
厚生労働省がどこで認める発表をしたのか分からないが、100円で1円分となると1%相当になる。
今回は1%であるが、何%までのポイント付与まで許されるのか…。
これが10%のポイント付与になると、実質的に高齢者は無料となる。
当たり前だが貰ったポイントは使いたくなる。

診療報酬は保険で賄われている。
その支払いのルールは療養担当規則で管理されている。
以前からカード支払の場合が問題となっていた。
カードのポイントが遠まわしで値引きに相当というのである。
この答は不明瞭のままとなっていたと思う。
今回は厚生労働省がクレジットカード以外で、企業のポイントカードにも認めたとなると、その影響は大きい。
ただ単に、患者の流れが変わるだけでなく、保険制度の根幹にかかわるのではないのか。

既に、問題提起しているが一部の薬局グループは、健保組合と直接支払い契約を結ぶべく動いている。
ここはポイントではなく1点の単価を下げる事で交渉とも聞く。
ポイントも健保組合とも取り組めない中小薬局はどうなるのだろうか。
日経DIの10月号の特集が静かに現実味を帯びているような気がする。

本日は、地元札幌で1時間半ほど話をする機会をいただいた。
これから長い冬に入る北国に、目が覚めるような熱きメッセージを伝えたい。



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