医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

今夜のおかずは・・・

2008-04-03 17:56:17 | 薬局
コンビニに引き続き、スーパーマーケットの売れる仕組みについて見てみましょう。
スーパーマーケットの特色は生鮮3品です。
入口から入って先ず目に付くのは野菜・果物です。
次に鮮魚コーナーがあり精肉へとつながります。
実はここにもマーケティングが隠されています。

今晩のメニューが決まっていない奥様がスーパーマーケットに行きます。
メニューが決まっていなくても保存が利いて何にでも使える野菜は決まっています。
ねぎや大根はとりあえず買っておこうとなります。
まだ今晩のメニューは決まっていません
次は鮮魚コーナーです。
ここには旬の魚が今晩のメニュー提案をしています。
春はニシン、夏はイカ、秋はサンマ、冬はたらなど旬が食べごろです。
肉にも旬があると面白いですね。
春の黒豚、夏の地鶏なんてね。
ここで例えばイカに決まったとします。
イカは刺身にしても煮付けにしても生姜が付きものです。
ここで野菜に戻って生姜が売れます。
続いて肉のコーナーです。
ここでは、豚のこま切れは何にでも使えるまたは、鶏肉はとりあえず安いから買っておこうとなります。
例えば鮮魚と肉が入れ替わるとそうは行きません。
今夜は豚丼に決まりました。次に鮮魚に行っても買いません。
鮮魚はそのものズバリ鮮度が美味しさの秘訣です。
日持ちする魚は干物くらいしかありません。
その点、肉は多少日にちが経っても大丈夫です。
ここでも知らず知らずの内に、マーケティングの仕組みに確りと組み込まれています。

こんなマーケティング発想が薬局にも欲しいですね。
コメント
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