東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

連絡先090-1835-5649
kadohara@joy.ocn.ne.jp
白鳥4丁目押草団地

党愛知県議員研修会、愛知中部水道企業団議会全員協議会

2006年02月22日 | 愛知県政

 午前中は、共産党の愛知県の地方議員の研修会に出ました。来年の県議選に緑区から立候補する予定の林信敏さん(前県議)が、2006年度愛知県予算案についての説明。

 県財政の悪化を口実に生活を守る予算が削られているのに、バブル期以上の史上空前の利益を上げている大企業に「先端技術育成」の名目で補助金を投入するなど、相変わらずの大企業優先の県政です。遺児手当ての削減など、ひどいものです。また、大地震に備えての民間木造住宅の無料耐震診断・耐震改修補助は、必要数とかけ離れた予算しか計上されていません。出席者からは、「耐震改修は最高でも60万円までしか補助が出ない。お金がなければ、いくら無料だからといって、耐震診断を受ける気にはなれない」という意見が出されました。その通りだと思います。

 東郷町でも無料耐震診断が始まった2003年度には、300棟分の予算を計上していましたが、結局150棟分しか消化されませんでした。04年度には100棟分計上したのが、50棟の消化。05年度にはもっと控えめに30棟分の計上でしたが、12月の補正予算で10棟分が追加されました。啓発が少しだけ進んだということでしょうか。05年度までの3年間で、東郷町の民間木造住宅のうち240棟しか無料耐震診断を受けていないということになります。06年度当初予算案では30棟分を計上。無料耐震診断の啓発とともに、耐震改修補助をもっと使いやすく、あるいは安価な工法の普及が望まれます。

 東郷町でも日本共産党の中川議員が耐震ベッドなど、安価な方法への補助を提案していました。「カネがないなら知恵を出せ」の実践のようなものでしたが、残念ながら当局の前向きな態度を得るまでには至っていません。

 研修は、午後4時までの予定でしたが、午後2時から水道企業団議会の全員協議会があったので、昼に中座しました。

 全員協議会は06年度予算説明。予算書・予算説明書を読み上げるだけの説明だったので、20分ほどで終わってしまいました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 3月議会の一般質問通告を済... | トップ | 告知 東郷町の4人の議員で... »
最新の画像もっと見る