かちこのアメリカ奮闘記その後

アメリカの大学院での登録栄養士(RD)を取得、帰国して日本の病院でNST奮闘中

フロアの見学(インターンシップ5日目)

2011年02月04日 | 病院でのインターンシップ

今日はインターンシップ5日目

指導員がスペシャル忙しかったので終日放置状態でした・・・

でも同じ部署の管理栄養士さんに病室を少しだけ案内してもらうことができました。

VIPフロアと小児のフロア

VIPのフロアは政治界とか経済界のオオモノのためのスペシャル使用。

エレベーターを降りるとそこはまさにホテル!

セキュリティのドアがあって、ちゃんと身元の確認されている人しか入れない。

もちろん素敵なホテルの廊下みたいになってて、素敵な絵とかがあっちこっちに額に入って飾られています。

ドアは高級ホテルのようなドアになってて、部屋には最新の医療機器が常備されてて、

ベッドは医療用だけど、家具やテレビ、DVD、パソコン、冷蔵庫などはホテルのスイートルームのような感じ。

大きな窓からのマンハッタンの眺めも素敵

家族が泊まれるようにソファーはすべてベットになるようなつくりのものです

スタッフはホテルの勤務経験がある人たち

食事は一般の患者さんと同様のものが提供されますが、素敵なお皿と、銀のスプーンやフォークに変わります

同じフロアにはレストラン風の食事もできるラウンジやテーブルも用意されていて

要人が入院中に会議とかもできるようになっているようです。

ピンキリってよく言うけど、これはピンの世界なのか・・・。と思いました。

 

小児のフロアはフロア全体がとてもカラフル

幼稚園のように、折り紙のようなもので作った飾りや、

プレイルーム、遊ぶ道具があちらこちらにあります

小児で癌の治療ってどんなにつらいものか、想像もつかないほどですが、

おもちゃがたくさんあって雰囲気がとても楽しい感じなのは

治療をする上でもとてもいい影響があるのではと思いました。

また、外来の患者さんは個人の病状に応じて病院で治療待ちをしている間はベットやイスを与えられ、

食事も提供されるとのこと。

アメリカは日本よりもずっと外来での治療が多いので

化学療法や放射線療法の人も外来の人がとても多い、というのも

この理由の一つかなと思います。

私は祖父の経験から、病院での待ち時間がどれだけ患者さんにとって苦痛かちょっとわかるので

こういった取組みはとても素晴らしいと思いました。

場所とか資金の関係からこういうことを実際にするのはとても難しいと思いますが・・・。

 

今日のランチはパンとサラダとスープにしてみました。

サラダは20種くらいの野菜やトッピングから好きに選べて重さで値段が決まります。

うっかり写真を撮り忘れてしまったので今日は写真ナシです。

スミマセン。

さすがに実習の第一週目の最終日ということで今日はへとへと。

毎日6時起きも久々のことで堪えたのかもしれません。

全然仕事という仕事してないんですけどね・・・。

毎日緊張しっぱなしが一番堪えてるかな・・・

週末リフレッシュして来週もがんばるぞー!