ある朝の事。

　朝、保育所に行く前のひと時。

　かいぶつ君は珍しく積み木に夢中に
　なりました。

　いつもは、ゴロゴロしているばかりの彼。

　気分上々でこんなものを。
　病院と門、だそうである。

　

　





　病院というのは、最近病院づくめの日だったからか？

　門？
　凱旋門としようじゃありませんか。

　カッケ―！！

毎日が・・・。

じゃ～ん、かいぶつ君が大事にしている変身グッズ。

全て身に着け、

シャバドゥビタッチ変身、シャバドゥビタッチ変身。

ひ～ひ～ひぃひぃひぃ（これはどうやら「火」という意味らしい。）

意味の解らぬ言葉を口走り、

彼は陶酔の境地。

かくして、彼の姿は変身をしていくのです。

私ごとき年寄には、

ランドもウォーターもハリケーンも、

知ったこっちゃありません。

ただただ、かいぶつ君の雄姿を遠くから眺めるだけ。

平和だなあ～。

ちーず。

このお皿につぶつぶと並んだ物体は・・・

なんと我が家のかいぶつ君が、

ねりねりした「チーズ」です。

おやつに出したチーズを少しずつ摘み、

指先で丸め、

一人悦に入っておりました。

「ばーちゃん、写真撮って。」

ハイハイ、カシャッ。

一体何を作ったのでしょう。

私ごときには皆目見当もつきません。

これも「こども」の成せる「技」か。？？？？？

自分大好き。

　かいぶつ君は、自分大好き！

　数日前の事、母ちゃんに大好きなプラレールの本を買ってもらいました。

　夜になって、

　「母ちゃん、ゆうちゃんの名前書いて。」とせがんだそうな。

　母ちゃん、忙しくって

　「自分で書け。」と言ったら.....

 

　ほい、この通り。

　マジックを握りしめ、一生懸命書きました。

　母ちゃん、ばあちゃん、ぶっくり。

　かいぶつ君、4才と1か月と10日の出来事でした。