17日のニューヨーク外国為替市場は、アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が前日、事実上のゼロ金利政策に踏み切ったことで、日本とアメリカの政策金利が逆転し、金利の低いドルを売って円を買う動きが強まりました。この結果、円相場は1995年8月以来、13年ぶりに一時1ドル・87円台に突入しました。市場関係者は「大胆な金融政策によって、金融市場の混乱がいくぶん和らぐことへの期待もあるが、アメリカの景気後退がさらに深まるのではないかという警戒感も依然強く、ドル売りの圧力は当面続くのではないか」と話しています。
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