オーエムシーカードは、会員数がおよそ900万人のクレジットカード大手で、親会社のダイエーが有利子負債を削減するため、保有する株式の売却を検討していました。その結果、三井住友フィナンシャルグループがダイエーからオーエムシーカードの株式、30%余りをおよそ750億円で、買収することで合意し、27日、正式に発表します。これによって、三井住友フィナンシャルグループは「三井住友カード」とともに2つのカード会社を傘下に収めることになり、カード事業で顧客基盤を大幅に拡大することになります。三井住友フィナンシャルグループは大手信販会社の「セントラルファイナンス」をグループ会社化することも決めており、今後、信販とカード事業との連携もはかり、この分野での業務を強化する方針です。大手金融グループでは「三菱UFJフィナンシャル・グループ」も信販大手の「ジャックス」をグループ会社化することを決めており、企業向けの融資が伸び悩む中で新たな収益としてカードや信販業務を強化する動きが相次いでいます。
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プロミスは、来月から9月にかけて、三洋信販の株式の公開買い付けを実施します。これによって、三洋信販を子会社化するなど準備を整えたうえで経営を統合するとしています。プロミスは貸付残高が業界3位で、三洋信販は主に九州や中国地方を営業基盤とする業界7位の会社で、今回の統合によって業界トップの規模の会社が誕生することになります。消費者金融業界では、いわゆるグレーゾーン金利に基づいて契約者が支払ってきた利息の返還を求める動きが強まっていることを受け、各社とも業績が悪化しています。さらに、貸金業規制法の改正で貸し出し金利の上限が、今後、引き下げられることから、経営環境は一段と厳しくなると予想されることから、両社では経営を統合してコストの削減や規模の拡大を図り、生き残りを目指すことにしています。また、プロミスは大手金融グループの「三井住友フィナンシャルグループ」のグループ会社で、三洋信販も三井住友から役員の派遣を受けるなど関係が深く、経営統合によって業務面でも銀行との連携をさらに強化することにしています。
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テルモ(4543)推奨日から+8.7%上昇。株価
◆ニュース
前日に発表した決算内容がポジティブに捉えられている。第一四半期は2ケタの増収増益、営業利益は前年同期比26%増益となっている。中間期は1ケタ台の増益予想であり、上ぶれ期待が高まる格好となっているようだ。みずほでは投資判断を「3」から「2」へ引き上げているほか、日興シティやメリルなどで目標株価を5700円まで引き上げている。
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前日に発表した決算内容がポジティブに捉えられている。第一四半期は2ケタの増収増益、営業利益は前年同期比26%増益となっている。中間期は1ケタ台の増益予想であり、上ぶれ期待が高まる格好となっているようだ。みずほでは投資判断を「3」から「2」へ引き上げているほか、日興シティやメリルなどで目標株価を5700円まで引き上げている。
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任天堂の今期の見通しは経常42%増益になると発表しました。WiiやDSが好調だということです。また業績予想の為替前提を1ドル115円〜118円、1ユーロ150円〜155円に見直したことが経常利益を500億円弱押し上げる模様だということです。
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