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危機管理には理科系の参謀が不可欠

2020-02-08 16:47:24 | 日記・エッセイ・コラム

関連記事:先見性のないリーダーは国を亡ぼす

新型ウイルス警告の医師の死に怒り、言論の自由求める声も 中国
AFP(全文・全画像)2 020年2月7日
https://www.afpbb.com/articles/-/3267301
>中国で、新型ウイルスの感染拡大に最初に警鐘を鳴らし、警察から処分を受けていた医師が死亡したことを受け、政府の対応に対する怒りと、より大きな自由を果敢に求める声が広がっている。
>眼科医で、34歳で亡くなった李文亮(Li Wenliang)医師は、昨年12月に新型ウイルスについて警鐘を鳴らした8人の医師のうちの一人。
>だが李医師らはその行為のために、湖北省当局から訓戒処分を受け、検閲の対象とされた。


これは中国に限らず我が国においても全く同じことが言えます。

確かに中国では言論の自由が論点になっていますが、私は全く別の観点から記事を書きます。

以前、某小学校で「疲れた、行きたくない」と言っている生徒を
校外学習として無理やり近くの公園に行かせ
結果としてその生徒が熱中症で死亡するという危険が起きました。

担任に医学の知識がなかったことが悔やまれましたが
これが国レベルになると、例えば伝染病が蔓延する可能性があるような場合
指導者が医学的知識のない分系頭ばかりだと為す術がなくなる場合があります。

これは中国も日本も全く同じです。

フクシマ原発事故の時も、東電幹部が文系頭ばかりで
間違った判断しか出来ずレベル7の被害をもたらしました。

震災直後にアメリカからの提案があったのですが
それが廃炉を前提としたものであるため拒否しています。

文系頭の幹部では放っておけば爆発して嫌でも廃炉にせざるを得なくなることがわからなかったのです。
原発の値段に目がくらんで、その後の被害まで頭が回らなかったのでしょう。

自然災害でも、理科系の判断は重要になります。

例えば理系であれば災害をもたらす台風の襲来が翌日に迫っている時に
赤坂で宴会などやって酒を飲んでいる場合でないこと
宴会で酒を飲みながら指示を出すことは車の運転と同様とにまずいことぐらいは判断できます。

特に今の日本はトップが文系Fランなので、なおさそれを支える参謀、頭脳が重要になります。

文系だと計算と言っても
目先の経済効果や得票や支持率に頭が逝ってしまい、正しい危機管理が出来なくなる場合があります。

今回の新型コロナにしても
春節の稼ぎ時を目前としている段階で、新コロの流入を止めることなど全く頭にありませんでした。


台風前夜の赤坂自民亭



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