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85歳男性「放水量が増えると知っていたら、もっと早く逃げたのに」

2018-07-10 01:26:07 | 日記

読売新聞 2018年07月09日 20時44分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180709-OYT1T50054.html

>愛媛県西予市野村町では、7日早朝に町内を流れる肱川が一気に増水、中心部の広範囲が水につかり、逃げ遅れたとみられる5人が犠牲になった。約2キロ上流にある野村ダムが豪雨で満杯となり、放水量が急激に増えたことが氾濫の原因の一つとみられるが、早朝の急な放水情報が十分に届かなかった住民もいた。

>西予市野村町の女性(65)は7日午前6時頃、消防団に避難を呼びかけられ、約30分後に両親と夫と車で避難しようとした。しかし、すでに川は氾濫。自宅に戻ったところ、すぐに2階まで水につかり、屋根に上って救助を待った。数時間後に水が引いたため助かったが、女性は「ぎりぎりだった。命があって良かった」と声を震わせた。

>西予市では7日午前7時半までの24時間雨量が観測史上最大の347ミリにのぼった。雨水は野村ダムに流入し、満杯になるとダムから水があふれ出るため、四国地方整備局のダム管理所は午前6時20分、流入分とほぼ同量の水を放出する「異常洪水時防災操作」を開始。放水量は操作前の2~4倍に急増し、午前7時50分には過去最多の毎秒1797立方メートルに達した。

>通常は放水する場合、ダム管理所が事前に市にファクスで知らせるが、今回は「状況が厳しく数時間後に放水量が増える」と、市に電話で連絡した。

>また午前5時15分からは川沿いのサイレンを鳴らして放水を知らせるなどし、同整備局の清水敦司・河川保全専門官は「ダムが満杯になれば水をためることは不可能。定められた通りに対応するしかない」と語る。

>一方、市は午前5時10分に同町内の一部に避難指示を発令。防災行政無線で「肱川が氾濫する危険性があるので、すぐに避難して」と呼びかけたが、「ダムの放水量が増える」という情報は発信していなかった。

>これに対し、防災無線が聞こえなかったとの声も。男性(42)は、妻の友人からのLINEで避難指示に気付いたという。前夜、国土交通省の出先事務所に聞くと「堤防を越えるようなことにはならない」と言われたといい、「ダムの決壊を防ぐためとはいえ、何とかならなかったのか」と憤る。男性(85)は「放水量が増えると知っていたら、もっと早く逃げたのに」と話した。

>西予市の担当者は「想定外の雨量で、当時としては最善の選択をしたつもりだ。今後、情報発信について検証したい」と語った。


既に大量の雨が降っているのみならず
前日からTVで特番組んで更に降ることや未曾有の事態が迫っている事を告げていたのに
ダムが放水することを予想できなかったのでしょうか?

既に大雨警報が出ていて6日昼間には特別警報に切り替わることも予想されていた地域だと思いますけど。

あの場所に住んでいるなら5日の時点で考えていてもよかったように思います。

やはり1999年の玄倉川水難事故が思い出されます。
気象庁も含め警告がされている中でダムの下流で夜を過ごすとは
警告を無視し玄倉川の中州で一泊した人たちと同質のものを感じます。

豪雨でサイレンの音が聞こえなかったとか言ってる人もいますが
運に見放されたというより
その認識と行為が不運を招いたとしか思えません。

もっともその頃
安倍は自民党議員50人らと酒盛りをしていたようですけど。

愛媛県に加計学園があるのがいけなかったのでしょうか?




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