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ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:鶴川街道-完全踏破編(調布)

2009年08月26日 13時19分23秒 | 徒然日記

再々掲:ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」シリーズ記事の目次ですよ

 https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/2b680910fc0d58497ba6e371f165236b



今回は新百合ヶ丘エリアの後背地を囲む「鶴川街道」を踏破します。東京都調布市の電気通信大学前から、東京都稲城市、川崎市麻生区を経て東京都町田市の市役所前交番までの約22キロのコース。途中で1回の食事休憩を入れて大人の足で4時間半から5時間のコース。朝6時に小田急新百合ヶ丘駅を出撃すれば、正午には余裕で小田急町田駅に到着できるコース。今まで紹介した「新百合ヶ丘近郊の名所」の復習を兼ねて歩いてみました。

尚、今回の散策に関しては、鶴川街道と隣接する地域を紹介した過去記事と併せて一読いただければ分かりやすいと思います。また、<地図画像>(↓)も適宜参照してください。さて、今回の記事は小田急新百合ヶ丘駅前のバスロータリーから始まります。麻生総理が仰るように「この八月は日本を考える八月」、元気に出発しましょう。Let's Start, shall we?



【地図画像】
・鶴川街道

 http://www31.ocn.ne.jp/~matsuo2000/shinyurimap12a.jpg











上の画像は小田急新百合ヶ丘駅の南口バスロータリー5番乗り場と自宅最寄バス停。ここからバスで約25分、京王稲城駅に向かいます。そして、稲城駅からは京王線で8分、調布駅に到着。「新百合⇔調布」間は約9キロ。時刻表をちゃんと調べていけば移動時間は40分足らずです。

新百合と調布は近い。実は、これに気づいたのはちょうど10年前、千代ヶ丘に引っ越して3年目の夏でした。その時、仲間と富士山に登ろうということになり、集合・解散がなぜか調布駅。で、徹夜登山の翌昼、調布にたどり着いた時にはヘトヘトヘロヘロ。で、これは電車なんかで帰ったら次の日の仕事にも差し支えるよと、清水の舞台から飛び降りるつもりで(笑)タクシーで帰宅。

そうなんです。地図を見れば小学生でも「政権交代」の四文字に煽られて民主党に投票しようと考えている有権者にも分かることですが、当時、<東京>でも山手線内か城東エリア(≒墨田区・江東区・江戸川区等々)にしか土地勘がなかった私は、「調布→新百合」を「新宿→新百合」とか「池袋→新百合」よりも遠いと思い込んでいた。

でも、昼間だし、深夜料金でもないし7,000円あれば大丈夫だろう。

と、覚悟を決めた(笑)。尚、2009年の現在でも「調布→新百合」のタクシー料金は2,500円前後、「新宿→新百合」は7,500円前後だと思います。で、10年前。はい、1,640円でした。

吃驚! 嬉しい! 

と、調布駅にはそんな思い出もある、私にとっては縁起の良い場所なんですよぉー。

その時の教訓。

「錯覚よくないよく見るよろし」、です。総選挙の投票先も移動距離も!


下の画像1枚目と3枚目は説明不要ですよね。京王稲城駅と調布駅。そして、2枚目は京王稲城駅から麻生区寄りの里山を撮影したもの。写っている高架は府中本町から鶴見までそのほとんどを地下トンネルで結ぶ「武蔵野貨物線:武蔵野南線」。実は、この里山は天然記念物の大鷹の営巣地とか、正に、武蔵野の森の中核なんですよ。最後の4枚目は、調布に行けば大体寄るKABUお気に入りの「萬来軒」。お盆休みで閉まってました、残念。機会があれば、あの新撰組・近藤勇の育ったエリアを訪ねる際にでもここのラーメンを紹介したいと思います。乞うご期待。

・近藤勇のふるさと調布
 http://www.csa.gr.jp/csaisami.htm

・調布 萬来軒
 http://chofu.com/units/36243/manraiken/





















さあ、今回のウォーキングのスタートラインです。一番上の画像が電気通信大学、2枚目がその電気通信大学の対面にある「鶴川街道の起点=下石原1丁目交差点」の交番。3枚目の画像はその交番を背にして交差点中央部分を撮ったもの。而して、三枚の画像に写っている道路は甲州街道。要は、鶴川街道は甲州街道と町田街道を南北に結ぶバイパスなのです。では「回れ右:Right about!」、鶴川街道を前進します。ちなみに、鶴川街道はこの近辺では東京都道19号線。

・電気通信大学
 http://www.uec.ac.jp/

すぐ目に飛び込んで来るのが、京王線を跨ぐ高架道路。この高架道路の工事は随分長くかかっていて、完成したのはちょうど吉祥寺に本部のある某予備校に勤務している頃でしたが、それまでは終電もなくなって新百合ヶ丘までタクシーで帰る際にはここが一番の渋滞の難所でしたっけ。私的には懐かしいポイントです。ちなみに、「吉祥寺→新百合」の現在のタクシー料金は大体昼で5,500円、深夜料金の時間帯なら7,000円くらいだと思いますが、7-8年前の当時は財布に6,000円あれば安心、5,000円しかなければ少しドキドキでした。だから、そんな5,000円コースの時にはこの工事中の高架が恨めしかった(笑)















鬼のように真っ直ぐな鶴川街道を一路稲城市に向かいます。下は途中で見かけた「環境美化」ポスターと「風致環境を甚だしく悪化」させる政党のポスター群。2枚目の画像には特別に命名してさしあげました。




【命名:百鬼昼行】













と、電気通信大学・下石原交番から徒歩20分。鶴川街道は多摩川を渡ります。橋の名前は「多摩川原橋」。下の1枚目は多摩川の下流、京王線の鉄橋を撮ったもの。2枚目は上流の府中市方面の画像。多摩川原橋からこの画像の中央、白亜のマンション風建物の方向に直線距離6キロの所に「分倍河原古戦場跡」があります。そう、1333年(元弘3年)5月、倒幕の兵を挙げ鎌倉街道を一路南下してきた新田義貞と北条得宗家家督の高時の舎弟・北条泰家が多摩川の防衛線を挟んで戦った古戦場。正に、多摩川と三沢川、そして、多摩丘陵を天然の防衛線とするこのエリアは鎌倉幕府・室町幕府の鎌倉公方・小田原の後北条氏にとって「マジノ線」。前にこの連載でも紹介した枡形城・小澤城もその安全保障のコンテクストの中に位置づけられていたのです。

で、3枚目の画像。そうです。前に紹介した、読売ランドのアトラクション施設の遠景。多摩川原橋から読売ランドまで直線距離で1.5キロ。新百合ヶ丘を巡って「今」そんな位置に立っているのですよぉー。「鶴川街道が新百合ヶ丘エリアの後背地を囲む」と上で書きましたが、満更、間違いではないでしょう?

・分倍河原古戦場跡
 http://www.ne.jp/asahi/hon/bando-1000/tam/tama/tam/t008/t008t.htm

・【小澤城】ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:
 小田急読売ランド前~京王よみうりランド編(承)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58523238.html

・【枡形城】ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:
 弘法の松~向ヶ丘遊園編(下)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58026658.html









というところで、適度な長さなので次回に続きます(;・ω・;)。



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