SSも及ばない大記録をNTが達成した。
今日の京都4R【4歳上障害未勝利】戦で高田潤騎乗のモガリブエ(牡8・松田博厩舎)が優勝したことによって、同馬の父であるNTが、’79年から中央競馬において28年連続での勝利となったのだ。これはNT自身が持つ27年連続勝利の記録を更新する大記録で、SSが死んだ今この記録は永久に残る記録となりそうである。なお、同馬の産駒のうちJRA現役馬は、モガリブエの他に、サンライズテースト(セン8・福永甲厩舎)、ショーストッパー(牡8・矢作厩舎)を残すのみ。なんとか記録のため、この3頭には来年も是非現役を続けてほしいものだ。
今日の重賞を簡単に振り返る。小倉で行われた【小倉大賞典】(GⅢ)は、川田騎乗の11番人気メジロマイヤー(牡7・田島良厩舎)が好スタートから先手を奪うと直線も粘り込み、追い上げる1番人気エイシンドーバーを1/2馬身退けて優勝した。さらに1.3/4馬身差の3着には2番人気メイショウカイドウが入った。僕が本命に推したアサカディフィートは4着に敗れたが、この原因は完全な展開の読み違い。まさか逃げ馬が残るレースになるとは・・・。また押さえと思っていた馬が2,3着だから言い訳はない。完敗である。
勝ったメジロマイヤーは、父サクラバクシンオー、母はJRA・3勝のメジロエルナス(父サッカーボーイ)という血統。’01年9月に阪神でデビュー。3戦目に初勝利を挙げると、’02年【きさらぎ賞】まで3連勝を飾り、【皐月賞】(18着)、【NHKマイルC】(12着)とGIに挑戦。【ファルコンS】(16着)の後、9ヶ月の休養を挟み、’03年は【愛知杯】で3着に入るなど、芝の中距離路線でコンスタントに活躍。再び5ヶ月の休養の後、’04年には【道頓堀S】、【オーストラリアT】と連勝。【安田記念】(18着)挑戦後は故障のため、またしても18ヶ月の長期休養を余儀なくされた。’05年12月に復帰した後は、前々走の【中日新聞杯】、前走の【2005ファイナルS】で共に14着と、結果を出せずにいたのだから今日の好走は本当に驚きである。人気がなかったとは言え、鞍上のファインプレーだったと言えるだろう。その川田はこれがJRA重賞初勝利。’04年デビューの同期では、’05年【京都牝馬S】を制した藤岡に続き2人目の重賞制覇となった。これで彼も自信がつくだろうし、是非これからも穴騎手として頑張ってほしいものだ。尚、管理する田島良師は同レース初勝利で、JRA重賞は’03年【日経新春杯】をバンブーユベントスで制したのに続き、通算5勝目だ。
相変わらず不調が続く予想に入る。まずは東京のメイン【共同通信杯】。このレースの本命は6番フサイチリシャールでいいだろう。強かった【東京スポーツ2歳S】と同じ舞台。前走の接線は福永がやや早仕掛けしすぎた結果で際どい勝利となったが、あれで勝ちきるところが凄い。僕は器用さを含め、この馬が【皐月賞】の最短距離にいる馬だと思っている。よってここは負けられないところ。相手は勝ち方が圧巻3番マッチレスバロー。9番ブラックバースピン、10番マルタカアーサー。普通なら相手は、豊騎乗の1番アドマイヤムーン、2番ショウナンタキオンなのだろうが、配当を考えて(夢見て)・・・。府中からはもうひと鞍。4R障害の3番ハイヤーザンヘブン。初障害で今回は無事に回って来るだけかもしれないが、マーベラスサンデー産駒は障害で100%を超える複勝回収率がある。実力を認められる前の今回が配当的に狙い目だろう。
京都メイン【シルクロードS】は迷った末に4番ギャラントアローを狙う。好走できるかどうかはハナをきれるかどうかだけ。前走は得意ではない不良馬場を59㌔で逃げ切ったのだからデキはいいはず。相手は5番ディープサマー、14番アイルラヴァゲイン、11番タマモホットプレイ。9R【寒梅賞】は2番メジロシリングを狙う。自己条件のダートなら狙い目充分。小倉11R【吉野ヶ里特別】は大穴狙いでいく。2番モノトーンで何とかならないだろうか。前々走は55㌔で0.6差。53㌔なら・・・無理かな。士津八、川田に続いて頑張れ! いや頑張るのは僕の方かもしれない。
今日の京都4R【4歳上障害未勝利】戦で高田潤騎乗のモガリブエ(牡8・松田博厩舎)が優勝したことによって、同馬の父であるNTが、’79年から中央競馬において28年連続での勝利となったのだ。これはNT自身が持つ27年連続勝利の記録を更新する大記録で、SSが死んだ今この記録は永久に残る記録となりそうである。なお、同馬の産駒のうちJRA現役馬は、モガリブエの他に、サンライズテースト(セン8・福永甲厩舎)、ショーストッパー(牡8・矢作厩舎)を残すのみ。なんとか記録のため、この3頭には来年も是非現役を続けてほしいものだ。
今日の重賞を簡単に振り返る。小倉で行われた【小倉大賞典】(GⅢ)は、川田騎乗の11番人気メジロマイヤー(牡7・田島良厩舎)が好スタートから先手を奪うと直線も粘り込み、追い上げる1番人気エイシンドーバーを1/2馬身退けて優勝した。さらに1.3/4馬身差の3着には2番人気メイショウカイドウが入った。僕が本命に推したアサカディフィートは4着に敗れたが、この原因は完全な展開の読み違い。まさか逃げ馬が残るレースになるとは・・・。また押さえと思っていた馬が2,3着だから言い訳はない。完敗である。
勝ったメジロマイヤーは、父サクラバクシンオー、母はJRA・3勝のメジロエルナス(父サッカーボーイ)という血統。’01年9月に阪神でデビュー。3戦目に初勝利を挙げると、’02年【きさらぎ賞】まで3連勝を飾り、【皐月賞】(18着)、【NHKマイルC】(12着)とGIに挑戦。【ファルコンS】(16着)の後、9ヶ月の休養を挟み、’03年は【愛知杯】で3着に入るなど、芝の中距離路線でコンスタントに活躍。再び5ヶ月の休養の後、’04年には【道頓堀S】、【オーストラリアT】と連勝。【安田記念】(18着)挑戦後は故障のため、またしても18ヶ月の長期休養を余儀なくされた。’05年12月に復帰した後は、前々走の【中日新聞杯】、前走の【2005ファイナルS】で共に14着と、結果を出せずにいたのだから今日の好走は本当に驚きである。人気がなかったとは言え、鞍上のファインプレーだったと言えるだろう。その川田はこれがJRA重賞初勝利。’04年デビューの同期では、’05年【京都牝馬S】を制した藤岡に続き2人目の重賞制覇となった。これで彼も自信がつくだろうし、是非これからも穴騎手として頑張ってほしいものだ。尚、管理する田島良師は同レース初勝利で、JRA重賞は’03年【日経新春杯】をバンブーユベントスで制したのに続き、通算5勝目だ。
相変わらず不調が続く予想に入る。まずは東京のメイン【共同通信杯】。このレースの本命は6番フサイチリシャールでいいだろう。強かった【東京スポーツ2歳S】と同じ舞台。前走の接線は福永がやや早仕掛けしすぎた結果で際どい勝利となったが、あれで勝ちきるところが凄い。僕は器用さを含め、この馬が【皐月賞】の最短距離にいる馬だと思っている。よってここは負けられないところ。相手は勝ち方が圧巻3番マッチレスバロー。9番ブラックバースピン、10番マルタカアーサー。普通なら相手は、豊騎乗の1番アドマイヤムーン、2番ショウナンタキオンなのだろうが、配当を考えて(夢見て)・・・。府中からはもうひと鞍。4R障害の3番ハイヤーザンヘブン。初障害で今回は無事に回って来るだけかもしれないが、マーベラスサンデー産駒は障害で100%を超える複勝回収率がある。実力を認められる前の今回が配当的に狙い目だろう。
京都メイン【シルクロードS】は迷った末に4番ギャラントアローを狙う。好走できるかどうかはハナをきれるかどうかだけ。前走は得意ではない不良馬場を59㌔で逃げ切ったのだからデキはいいはず。相手は5番ディープサマー、14番アイルラヴァゲイン、11番タマモホットプレイ。9R【寒梅賞】は2番メジロシリングを狙う。自己条件のダートなら狙い目充分。小倉11R【吉野ヶ里特別】は大穴狙いでいく。2番モノトーンで何とかならないだろうか。前々走は55㌔で0.6差。53㌔なら・・・無理かな。士津八、川田に続いて頑張れ! いや頑張るのは僕の方かもしれない。