人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

あっぱれ!駒苫&早実

2006-08-20 21:48:47 | 野球
“一日ぐらい休ませてもいいのでは・・・”
 今日行なわれた第88回全国高校野球選手権大会の決勝戦は31~33年までの中京商(現中京大中京)以来、史上2校目の夏3連覇を狙う駒大苫小牧(南北海道)と第1回大会以来27回目の出場で初の全国制覇を目指す早実(西東京)が互いに譲らず、延長15回1-1で引き分けて21日に再試合することとなった。決勝での引き分け再試合は’69年の第51回大会で松山商(愛媛)と三沢(青森)の延長15回0-0(再試合は松山商が4-2)以来、37年ぶり2度目となる。
 試合は駒苫が8回三木の本塁打で先制したが、その裏早実が犠牲フライで追いつきそのまま、延長15回引き分けとなった。早実はエース斎藤が先発し7回まで1安打ピッチングの好投。延長11回には1死満塁のピンチを切り抜け、強打の駒苫相手に16奪三振を奪い完投。一方駒苫は菊地が先発し、エース田中が3回1死一、二塁から救援登板して連続三振。安定した制球で延長13回2死満塁でも後続を抑え、15回まで投げきった。どちらとも甲乙つけがたい投球。両投手ともスライダーがよく、わかっていても打てないのだから凄い。こんな好投手が再度ぶつかるのだから、せめて1日間を空けてあげたほうが・・・。今大会、雨で順延もなくスケジュールどおりに進んできており、日程的には問題はないだろう。また両チームとも名門校で、日本一が懸かった試合に応援団を含めた遠征費などが問題になるとも思えない。以前、投手の投球過多が問題になり準々決勝が2日に分かれた(これも疑問)が、それをやるなら今回も特別措置を・・・。皆さんはどう思います?
 では今日の競馬。あまりにも高校野球が面白くて真剣に観ていなかったが、一応重賞【札幌記念】だけは振り返る。このレース、サマー2000シリーズ第4戦として行なわれたのだが、勝ったのは豊騎乗の1番人気アドマイヤムーン(牡3歳・松田博厩舎)。道中は後方に待機し、エリモハリアーをマーク。直線に入ると大外から追い込み9番人気レクレドールを1馬身捕らえて優勝した。さらに1/2馬身差の3着には2番人気マチカネキララが入った。僕が本命に推したエリモハリアーは4角で前走同様手応えが鈍くなったところをアドマイヤに交わされ、前に入られてしまった。ここでやや手綱を絞ったところがあり、それがなければ3着はあっただろう。ただ勝ち馬に対しては完全な力負けであった
 勝ったアドマイヤムーンは父エンドスウィープ、母マイケイティーズ(父Nureyev)という血統。伯父に’02年【中山金杯】3着のゴーステディ、従姉に’05年【東京2歳優駿牝馬】(南関東G1)を制したダガーズアラベスクがいる。’05年7月のデビュー戦から3連勝で【札幌2歳S】を制し、続く【ラジオたんぱ杯2歳S】は2着に敗れたものの、今年初戦の【共同通信杯】、【弥生賞】と連勝した。続く【皐月賞】では1番人気に支持されながらも4着、前走の【日本ダービー】は7着に敗れていた。通算成績9戦6勝(重賞4勝)。
 鞍上の豊はメイショウカイドウで制した【七夕賞】に続くJRA重賞制覇で今年13勝目(通算230勝)。また【札幌記念】はなんと7勝目となった。管理する松田博調教師は同馬で制した【弥生賞】に続き今年5勝目(通算32勝目)となった。尚、この豊&松田博コンビは前日死去した名牝ベガのコンビである。
 今年の高校野球には久々に嵌ってしまった。劇的な試合が多かったし充分楽しませてもらった。それにしても高校生ってこの暑さの中、あれだけ頑張れるって凄いパワーだね。明日再び決勝戦を闘う両チームにはくれぐれも悔いのないような試合をしてほしいものだ。まぁ負けたら悔いは残るものだが・・・

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